ocf:ids (7)

Name

ocf:ids - IDS (Informix Dynamic Server )と呼ばれるIBMデータベースサーバのOCFリソースエージェントです。

書式

[OCF_RESKEY_informixdir=string] [OCF_RESKEY_informixserver=string] [OCF_RESKEY_onconfig=string] [OCF_RESKEY_dbname=string] [OCF_RESKEY_sqltestquery=string] ids [start | stop | status | monitor | validate-all | meta-data | methods | usage]

説明

IBM IDS (Informix Dynamic Server)インスタンスを高可用性リソースとして管理するためのOCFリソースエージェントです。

サポートされているパラメータ

OCF_RESKEY_informixdir= INFORMIXDIR環境設定変数

環境変数INFORMIXDIRが、IDSの一般的なインストール後に持つ値です。すなわち、IDSのインストール先パス(後続の「/」を除く)です。このパラメータが指定されていない場合、スクリプトはシェル環境から値を入手しようとします。

OCF_RESKEY_informixserver= INFORMIXSERVER環境設定変数

環境変数INFORMIXSERVERが、IDSの一般的なインストール後に持つ値です。すなわち、管理対象のIDSサーバインスタンス名です。このパラメータが指定されていない場合、スクリプトはシェル環境から値を入手しようとします。

OCF_RESKEY_onconfig= ONCONFIG環境設定変数

環境変数ONCONFIGが、IDSの一般的なインストール後に持つ値です。すなわち、INFORMIXSERVERで指定したIDSインスタンスの環境設定ファイル名です。指定された環境設定ファイルは、「/etc/」で検索されます。このパラメータが指定されていない場合、スクリプトはシェル環境から値を入手しようとします。

OCF_RESKEY_dbname= 監視に使用するデータベースでデフォルトは「sysmaster」

このパラメータはIDSインスタンスの監視に使用するデータベースを定義します。このパラメータが指定されていない場合、スクリプトはデフォルトで「sysmaster」データベースを使用します。

OCF_RESKEY_sqltestquery= 監視に使用するSQLテストクエリで、デフォルトは「SELECT COUNT(*) FROM systables;」

パラメータ「dbname」で指定されたデータベースに対して、IDSインスタンスの監視を行い機能しているかどうかを判断するために実行するSQLテストクエリ。このパラメータが指定されていない場合、スクリプトはデフォルトで「SELECT COUNT(*) FROM systables」を使用します。