ocf:IPaddr (7)

Name

ocf:IPaddr - 仮想IPv4アドレスを管理します

書式

OCF_RESKEY_ip=string [OCF_RESKEY_nic=string] [OCF_RESKEY_cidr_netmask=string] [OCF_RESKEY_broadcast=string] [OCF_RESKEY_iflabel=string] [OCF_RESKEY_lvs_support=boolean] [OCF_RESKEY_local_stop_script=string] [OCF_RESKEY_local_start_script=string] [OCF_RESKEY_ARP_INTERVAL_MS=integer] [OCF_RESKEY_ARP_REPEAT=integer] [OCF_RESKEY_ARP_BACKGROUND=boolean] [OCF_RESKEY_ARP_NETMASK=string] IPaddr [start | stop | monitor | validate-all | meta-data]

説明

このスクリプトはIPの別名IPアドレスを管理します。IP別名を追加または削除できます。

サポートされているパラメータ

OCF_RESKEY_ip=IPv4アドレス

たとえば「192.168.1.1」のようにドットで区切った4つの数字桁で設定したIPv4アドレス。

OCF_RESKEY_nic=Network interface

IPアドレスをオンラインにする基本のネットワークインタフェース。空の場合、スクリプトはルーティングテーブルからこれを判別しようとします。ここではeth0:1やその他の形式で別名インタフェースを指定せずに、基本インタフェースだけを指定してください。

OCF_RESKEY_cidr_netmask=ネットマスク

CIDR形式のインタフェースのネットマスクです。(すなわち24)またはドットで区切った255.255.255.0の形式)。指定されていない場合は、スクリプトはこれもルーティングテーブルから判別しようとします。

OCF_RESKEY_broadcast=ブロードキャストアドレス

IPに関連付けられているブロードキャストアドレス。空の場合、スクリプトはネットマスクからこれを判別します。

OCF_RESKEY_iflabel=インタフェースラベル

ここでIPアドレスの追加ラベルを指定できます。

OCF_RESKEY_lvs_support=LVS DRのサポートを有効化

LVSダイレクトルーティング環境設定のサポートを可能にします。IPアドレスが停止した場合、ローカルノードがサービス要求に応えられるようにループバックデバイスへの移動のみを行い、ネットワーク上でのアドバタイズは行わないようにします。

OCF_RESKEY_local_stop_script=IPが解放された時に呼び出されるスクリプト

IPが解放されたときに呼び出されるスクリプト

OCF_RESKEY_local_start_script=IPが追加されたときに呼び出されるスクリプト

IPが追加されたときに呼び出されるスクリプト

OCF_RESKEY_ARP_INTERVAL_MS=Gratuitous ARP間隔(ミリ秒)

ARPの間隔をミリ秒で指定します。

OCF_RESKEY_ARP_REPEAT=反復回数

新しいアドレスを立ち上げる際に送信するGratuitous ARP数

OCF_RESKEY_ARP_BACKGROUND=バックグラウンドでの実行

バックグラウンドで実行(もうこれを行う理由がなくなった)

OCF_RESKEY_ARP_NETMASK=ARP用のネットマスク

ARPのネットマスク - 非標準の16進形式。