ocf:Xen (7)

Name

ocf:Xen - Xen DomUsを管理します

書式

[OCF_RESKEY_xmfile=string] [OCF_RESKEY_name=string] [OCF_RESKEY_allow_migrate=boolean] [OCF_RESKEY_shutdown_timeout=boolean] [OCF_RESKEY_allow_mem_management=boolean] [OCF_RESKEY_reserved_Dom0_memory=string] [OCF_RESKEY_monitor_scripts=string] Xen [start | stop | migrate_from | migrate_to | monitor | meta-data | validate-all]

説明

Xen Hypervisorのリソースエージェント。クラスタリソースの開始と停止をXenの作成とシャットダウンにそれぞれ関連付けることで、Xen仮想マシンインスタンスを管理します。名前に関する注記。環境設定ファイルから名前を抽出しようとします(xmfile属性)。簡単な割り当てステートメントを使用すれば問題ありません。そうでなければ、他の変数に応じてダイナミックに名前を割り当てるといった何らかの関連するpython処理がある場合はこの検出を試みます。そのときに名前の属性を設定してください。環境設定ファイルが共有ストレージに置かれている場合など、環境設定ファイルを検出できない異常な状況が発生した場合にもこの操作を行う必要があります。どの方法でも名前を抽出できない場合は、インスタンスidを元に戻して後方互換性を維持します。並行仮想化されたゲストも、meta_attribute allow_migrateを有効にしてマイグレートできます。

サポートされているパラメータ

OCF_RESKEY_xmfile=Xen制御ファイル

この仮想マシンのXen制御ファイルへの絶対パス。

OCF_RESKEY_name=Xen DomU名

仮想マシン名。

OCF_RESKEY_allow_migrate=ライブマイグレーションの使用

このブールパラメータによって、並行仮想化マシンのライブマイグレーションが行えます。

OCF_RESKEY_shutdown_timeout=シャットダウンエスカレーションタイムアウト

Xenエージェントは最初にxmシャットダウンを使用して順序正しくシャットダウンを試みます。これがタイムアウト時間までに成功しなかった場合は、エージェントはxm destroyにエスカレーションして、ノードを強制終了します。設定されていない場合、停止アクションのタイムアウトの3分の2にデフォルト設定されます。この値を0に設定すると、すぐに強制終了が行われます。

OCF_RESKEY_allow_mem_management=ダイナミックメモリ管理の使用

このパラメータによって、Dom0およびDomUsに使用する開始と停止アクションのメモリをダイナミックに調整できます。デフォルト設定ではメモリをダイナミックに調整しません。

OCF_RESKEY_reserved_Dom0_memory=最小Dom0メモリ

メモリ管理を使用する場合、コノパラメータはdom0に予約される最小メモリ量を定義します。デフォルトの最小メモリは512MBです。

OCF_RESKEY_monitor_scripts=監視スクリプトをスペースで区切ったリスト

許可されていないドメイン内のサービスを追加で監視するには、このパラメータに監視するスクリプトのリストを追加します。注意:この場合、少なくともDomUがすべてのサービスを開始するまでに要する時間を、監視操作の開始遅延として必ず設定しておく必要があります。