NOTE: 次のプロシージャでは、サーバ名としてnode 1とnode 2、およびクラスタリソース名r0を使用します。node 1は、プライマリノード として設定します。必ず、手順を変更して、ご使用のノード名とファイルの名前を使用してください。
YaSTを起動して、
で構成モジュールを選択します。で、 を選択してブート時に常にdrbdを起動させます。
複数の複製リソースを構成する必要がある場合は、
を選択します。入力フィールド で、コンピュータを再起動せずに構成するdrbdリソースの数を選択します。リソースの実際の構成は、
で実行されます。 をクリックして、新規リソースを作成します。次のパラメータを設定する必要があります。
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リソース名。r0と呼ばれます。 |
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それぞれのノードのホスト名。 |
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それぞれのノードのIPアドレスとポート番号。 |
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それぞれのノードで複製されたデータを保持するデバイス。このデバイスを使用して、ファイルシステムとマウント処理を作成します。 |
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両方のノード間で複製されるデバイス。 |
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internalに設定されるか、またはインデックスで拡張された、drbdで必要なメタデータを保持する明示的なデバイスを指定します。 は、値internalを使用する場合、複製されたデバイスの最後の128MBはメタデータの保存に使用されます。 複数のdrbdリソースに実際のデバイスを使用することもできます。たとえば、最初のリソースに対して/dev/sda6[0]の場合、/dev/sda6[1]を2番目のリソースに使用できます。ただし、このディスク上で各リソースについて少なくとも128MBのスペースが必要です。 が |
これらのオプションはすべて、/usr/share/doc/packages/drbd/drbd.confファイルの例とdrbd.conf(5)のマニュアルページで説明されています。
/etc/drbd.confファイルを、セカンダリサーバ(node 2)上の/etc/drbd.confにコピーします。
scp /etc/drbd.conf <node 2>:/etc
各ノード で、次のように入力して、DRBDサービスを両方のシステム上で初期化し、起動します。
drbdadm create-md r0 rcdrbd start
node1上で次のコマンドの入力により、node1をプライマリノード として設定します。
drbdsetup /dev/drbd0 primary --overwrite-data-of-peer
各ノード で、次のコマンドを入力して、DRBDサービスのステータスをチェックします。
rcdrbd status
続行する前に、両方のノード のブロックデバイスが完全に同期されるまで待機します。rcdrbd statusコマンドを繰り返して、同期の進捗を追跡します。
両方のノードのブロックデバイスが完全に同期されたら、reiserfsなどのファイルシステムで、プライマリノード上のDRBDデバイスをフォーマットします。任意のLinuxファイルシステムを使用できます。例えば、次のように入力して、すべてのフォントについてアンチエイリアスを無効にします。
mkfs.reiserfs -f /dev/drbd0
IMPORTANT: コマンドでは、常に、/dev/drbd<n>名を使用し、実際の/dev/diskデバイス名は使用しないでください。