リソースは、ハードウェアまたはソフトウェアに障害が発生した場合、クラスタ内の他のノードに自動的にフェールオーバー(マイグレーション)するよう設定されていますが、Linux HA Management Clientまたはコマンドラインを使用して、手動でリソースをクラスタ内の別のノードにマイグレートすることもできます。
crmコマンドをシステム管理者として実行します。プロンプトがcrm(live)に変化します。
ipaddress1という名前のリソースをnode2という名前にクラスタノードにマイグレートするには、次のように入力します。
crm(live)# resource crm(live)resource# migrate ipaddress1 node2