8.0 KWalletによるパスワード管理

電子メールアカウントなど、KDEアプリケーションでパスワードを記憶するオプションを初めて選択する場合、KWalletウィザードがデフォルトで起動します。KWalletはパスワード管理ツールで、すべてのパスワードを収集し、暗号化されたファイルに保存します。

KWalletを有効にするには、[基本設定]を選択し、[次へ]をクリックします。[はい、KDEウォレットを使用して個人情報を保存します。]を選択して、パスワードを入力します。これはKWalletを開くためのマスタパスワードです。パスワードを忘れた場合、回復することはできません。[完了]をクリックしてウィザードを閉じます。この初期設定の後は、いつでもウォレットを開いて、エントリの表示、検索、削除、または作成ができます。通常は、エントリを手動で挿入する必要はありません。リソースに認証が必要であるとKDEが認識した場合、KWalletが自動的に起動し、KWalletパスワードの入力が求められます。