GroupWiseには、オンラインモードとキャッシングモードの、2種類のGroupWiseクライアント動作モードがあります。
どちらかのモードでGroupWiseを実行する場合と、システム管理者によって特定のモードのみを使用するよう求められる場合とがあります。
ほとんどのGroupWise機能はどちらのGroupWiseモードでも使用可能ですが、一部例外があります。キャッシングモードでは、他のユーザのお知らせを受信できません。
オンラインモードを使用する場合、ネットワーク上のPost Officeに接続されます。 メールボックスはネットワークメールボックス(オンラインメールボックスとも言います)に保存されたメッセージと情報を表示します。 オンラインモードは、継続的にネットワークメールボックスに接続されます。 オンラインモードでは、ポストオフィスエージェントが停止したり、ネットワーク接続が切断されたりした場合、メールボックスへの接続が一時的に切断されます。
ネットワークトラフィックがあまり多くない場合、または複数の異なるワークステーションを使用しており、各ワークステーションのローカルメールボックスにダウンロードしたくない場合は、このモードを使用してください。
キャッシュモードはメッセージや他の情報を含め、ネットワークメールボックスのコピーをローカルドライブに保存します。これにより、ネットワークまたはPost Office Agentが使用可能であるかどうかに関係なく、GroupWiseを使用することができます。 常にネットワークに接続されているわけではないので、このモードはネットワークトラフィックを軽減し、最高のパフォーマンスを実現します。 接続は、新しいメッセージの送受信のために自動的に実行されます。 更新はすべてバックグラウンドで行われるので、作業が中断されることがありません。
キャッシュモードを使用するには、クライアントインストールはワークステーションインストールではなく、通常のインストールで実行されていなければなりません。
ローカルドライブにメールボックスを保存する十分なディスク領域がある場合は、このモードを使用することをお勧めします。
1台の共用コンピュータ上に複数のユーザがキャッシングメールボックスをセットアップすることができます。