SUSE Linux Enterprise DesktopコンピュータをActive Directoryクライアントとして使用することにより、Windowsサーバ上のデータを参照、表示、および操作できます。以下に代表的な例を示します。
Nautilusのネットワーク参照機能を使って、Windowsデータを参照することができます。
Nautilusを利用して、Linuxディレクトリを参照する場合と同様に、Windowsフォルダの内容を参照できます。Windowsサーバー上にファイルやフォルダを作成することもできます。
多くのGNOMEアプリケーションでは、Windowsサーバ上のファイルを開いて作業を行い、再びWindowsサーバに保存することができます。
NautilusなどのGNOMEアプリケーションは、シングルサインオンをサポートしています。Webサーバ、プロキシサーバ、またはグループウェアサーバ(例:MS Exchange)などのWindowsリソースにアクセスする場合、再び認証を受ける必要はありません。ログイン時に一度ユーザ名とパスワードを入力するだけで、以降の認証はバックグラウンドで自動的に行われます。
Nautilusを使ってWindowsデータにアクセスするには、以下の手順に従ってください。
Nautilusを起動して、をクリックします。
をクリックします。
アクセスするコンピュータがあるワークグループのアイコンをクリックします。
コンピュータのアイコンをクリックして(必要に応じて認証を受けて)、次にそのコンピュータ上の目的の共有フォルダに移動します。
Nautilusを使ってWindowsユーザフォルダ中にフォルダを作成する場合は、Linuxフォルダを作成する場合と同じ手順で作業を行います。