企業環境では、ドキュメントの共有および交換は必須の機能です。Nautilusでは、ファイル共有機能を利用して、LinuxユーザとWindowsユーザ間でファイルやフォルダを共有できます。
フォルダを共有するには、コンピュータの共有を有効にする必要があります。共有を有効にする
[コンピュータ] > [その他のアプリケーション] > [システム] > [YaST]の順にクリックします。
rootパスワードを入力します。
[Network Services](ネットワークサービス)をクリックします。
[Windows Domain Membership](Windowsドメインメンバーシップ)をクリックします。
[Allow Users to Share Their Directories](ユーザにディレクトリの共有を許可する)をクリックして、次に[完了]をクリックします。
フォルダのファイル共有を有効にする
Nautilusを起動します。
ウィンドウ背景またはフォルダを右クリックして、コンテキスト メニューから[共有オプション]を選択します。
[このフォルダを共有]を選択します。
(オプション)他のユーザからのフォルダへの書き込みを許可する場合は、[他の人がこのフォルダに書込みできるようにする]を選択します。
(条件付き)共有に必要なパーミッションがフォルダにない場合は、[Add the permissions automatically](パーミッションを自動的に追加する)をクリックします。
フォルダが共有されていることを示すために、フォルダアイコンが変化します。
IMPORTANT: Sambaドメイン参照
Sambaドメイン参照は、システムのファイアウォールが正しく設定されている場合にのみ利用できます。ファイアウォール全体を無効にするか、または参照インタフェースを内部ファイアウォールゾーンに指定します。設定方法の詳細については、システム管理者にお問い合わせください。