11.1 Kerryを使った検索

Kerryツールを使ってデータを探すには、以下の手順に従ってください。

  1. Alt+Spaceキーを押して、[Kerry Beagle Search]ウィンドウを開きます。代わりにシステムトレイ内のKerryアプレットアイコン(犬の頭)を左クリックして、検索ウィンドウを表示することもできます。

  2. 検索する文字列を[Search]に入力します。左側にある黒色の矢印を押すと、前に入力した文字列を素早く消去できます。

    検索では、大文字と小文字は区別されません。大文字で入力しても小文字で入力しても、検索結果は同じになります。複数の用語を組み合わせて検索する場合は、キーワード「OR」(大文字)を使用します。たとえば、「Mars OR Venus」と指定すると、「Mars」、「Venus」、またはその両方を含むすべてのデータが検索されます。特定の用語を検索から除外する場合は、その用語の前にマイナス記号(–)を指定します。たとえば、「Mars -Venus」と指定すると、文字列「Mars」を含むが、文字列「Venus」が含まれないすべてのデータが検索されます。文字列をそのまま正確に検索する場合は、文字列を引用符で囲みます。特定の種類のファイルだけを検索対象にする場合は、文字列に続けて「ext:」と指定し、その次に検索対象にするファイル拡張子を指定します。たとえば、「Mars ext:xml」と指定した場合、xmlファイル内で文字列「Mars」が含まれているファイルが検索されます。

  3. 右側のパネルの[Show]では、検索範囲を選択します。インデックスを作成したすべてのコンテンツを対象に検索する場合は、[Everything]を選択します。パネル中の項目をクリックして、インデックスが付けられた[Applications](アプリケーション)、[Contacts](連絡先)、[Office documents](Officeドキュメント)、インスタントメッセンジャーの[Conversations](会話)、[Images](画像)、[Media](メディア)ファイル、[Web pages](Webページ)、または[File/Path names](ファイル/パス名)だけを検索するように限定することもできます。検索の実行前または実行後に、検索対象を変更することができます。

    結果の表示順序を変更するには、[Sort By]セクションを使用します。結果を種類別にソートする場合は、[Type]をクリックします。[Date](日付)、[Name](名前)、[Relevance](関連性)別にソートすることもできます。検索の完了前または完了後に、ソート順序を変更することができます。

    結果を前回の変更日により制限することができます。前回の変更日に関係なく、すべての結果を表示する場合は、[Any Date]をクリックします。今日変更された項目、昨日から変更された項目、今週変更された項目、今月変更された項目、または今年変更された項目を表示することができます。右側のパネルから、適切な項目をクリックしてください。検索の実行前または実行後に、これを変更することができます。

  4. 検索を開始するには、Enterキーを押すか、検索フィールドの右にあるアイコンを押します。検索結果は、ウィンドウのメイン領域に表示されます。

検索結果はウィンドウに表示され、設定内容に応じてソートされます。必要に応じて適切な項目をクリックすると、そのファイルが表示されます。見つかったファイル自体の代わりに、そのファイルが保管されているフォルダを開く場合は、ファイル名の右にあるフォルダ名をクリックします。項目に関する詳細情報を表示する場合は、左側に[i]があるアイコンをクリックします。

右側のパネルから適切な項目をクリックして、検索範囲、ソート順序、日付や時刻による制限を変更することができます。

検索結果リストのページ間を移動するには、[Previous results]および[Next results]を使用します。ウィンドウの下部には、見つかった項目数が表示されます。