マルチセッションのディスクでは、データを複数回にわたって書き込むことができます。この機能は、メディアよりも小さなバックアップを書き込む場合などに役立ちます。セッションごとに、バックアップファイルを追加していくことができます。興味深い点として、この機能はデータCDやDVDだけに限られているわけではありません。マルチセッションディスクにオーディオセッションを追加することもできます。
マルチセッションのディスクを作成するには、以下の手順に従います。
まず、データディスクを作成して、すべてのファイルを追加します。オーディオCDセッションから開始することはできません。ディスクがいっぱいになっていないことを確認してください。新しいセッションを追加することができません。
データを書き込むには、の順に選択します。
表示されるダイアログボックス内で、タブに移動し、を選択します。DVDの場合は、DAO書き込みモードを使用しないでください。このモードは、マルチセッションをサポートしていません。
必要に応じて他のオプションを設定します。関連項目 セクション 21.1, データCDまたはDVDの作成.
をクリックして、書き込みセッションを開始します。
書き込みセッションが正常に完了すれば、マルチセッションのディスクになります。メディアに空きスペースがある限り、必要に応じてセッションを追加することができます。ディスクのファイナライズは、新しいセッションを追加する必要がない場合、またはスペースが残っていない場合にのみ行ってください。
メモ: マルチセッションのディスクの容量
マルチセッションのディスクでは、セッションのすべてのエントリを管理するためのスペースが必要であることに注意してください。そのため、ディスクの使用可能な容量は小さくなり、セッション数に応じて変わります。