ネットワーク上のワークステーションのフォルダを共有するように設定できます。通常、ファイルとフォルダにはリモートユーザがアクセスできることを示す記号が付いています。これらは、「ネットワークシェア(共有)」と呼ばれます。お使いのシステムがネットワーク共有にアクセスできるように設定されている場合、ローカルコンピュータ上にあるファイルやフォルダと同じように、ファイルマネージャを使って共有ファイルやフォルダにアクセスしたり、参照したりできます。共有フォルダに対して読み取りアクセスしかないか、または書き込みアクセスもあるかどうかは、共有フォルダの所有者から与えられたアクセスパーミッションによって異なります。
ネットワーク共有にアクセスするには、デスクトップの[ネットワーク参照]アイコンをクリックするか、またはKonquerorを開いて場所ツールバーでremote:/と入力します。Konquerorに仮想フォルダが表示されます。このフォルダには、アクセス可能なネットワーク共有の種類が表示されます。ネットワークリソースの種類をクリックし、アクセスするネットワーク共有をクリックします。ユーザー名とパスワードを入力してリソースへの承認が求められる場合があります。
図 9-1 ネットワーク参照