22.1 システム要件とソフトウェア要件

次のセクションでは、仮想化を実行する場合のシステム/ソフトウェア要件を説明していきます。仮想マシンは物理マシンと同様に、高速なプロセッサでメモリ量が多いほど、動作が高速になることに留意してください。

22.1.1 仮想ホストサーバシステムの要件

たいていの場合、仮想ホストサーバの最低要件は、SUSE Linuxオペレーティングシステムの要件と同じですが、利用する仮想マシンにリソース需要に対処するために、追加のCPU、ディスク、メモリ、およびネットワーク要件が適用されることもあります。

  • SUSE Linuxオペレーティングシステムは、さまざまなプラットフォーム上で動作しますが、仮想ホストサーバはx86 32ビット、およびx86 64ビットプラットフォームでのみ利用できます。

  • 完全仮想化モードは、ハードウェアによる仮想化技術をサポートするプロセッサ上で利用できます。Intel* VTまたはAMD* Virtualizationをサポートするプロセッサがこれにあたります。

    Intel VTの詳細は、Intel Virtualization Technologyを参照してください。.

    AMD Virtualizationの詳細は、AMD Webサイトを参照してください。

22.1.2 仮想ホストサーバのソフトウェア要件

仮想化パッケージは、SUSE Linuxオペレーティングシステムのコードパス10以降で利用できます。コードパス10には、SUSE Linux Enterprise Server 10、SUSE Linux Enterprise Desktop 10、およびOpenSUSE® 10.1が含まれます。

仮想ホストサーバには、次のソフトウェアパッケージが必要です。また、依存関係も適切にインストールされなければなりません。

  • kernel-xen

  • xen

  • xen-tools

  • xen-tools-ioemu (完全仮想化モードの場合に必要)

  • kernel-xenpae (kernel-xenの代わりに使用される、このパッケージは32ビット仮想ホストサーバが、3GBを超えるメモリにアクセスする場合に必要)

  • yast2-vm (最新版をインストールしてください)

アップデートは、ご利用のアップデートチャネルを通じて入手できます。利用できる最新のパッケージにアップデートするようにしてください。

22.1.3 仮想マシンのオペレーティングシステム環境

大部分のオペレーティングシステムでは修正する必要がなく、完全仮想化モードを使って仮想マシンを実行できます。

表 22-1 完全仮想化モードでの実行がテストされたオペレーティングシステム

オペレーティングシステム

x86 32ビット

x86 64ビット

SUSE Linux Enterprise Server 10、SUSE Linux Enterprise 9

X

X

Open Enterprise Server 2 - Linux

X

X

Windows* Server 2003 R2

X

X

Windows XP

X

X

Windows 2000 Server

X

 

Windows Vista*

X

X

Red Hat* Enterprise Linux 4

X

X

Xen仮想化環境を認識できるように変更されたオペレーティングシステムでは、準仮想化モードを利用できます。

表 22-2 準仮想化モードでの実行がテストされた、変更オペレーティングシステム

オペレーティングシステム

x86 32ビット

x86 64ビット

SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1

X

X

SUSE Linux Enterprise Desktop 10 SP1

X

X

Open Enterprise Server 2 - NetWare

X

 

Open Enterprise Server 2 - Linux

X

X

RedHat Enterprise Linux 5

X

X

特定のゲストOSに関する情報は、Novell Virtualization Technologyの『Guest Operating System Guide』を参照してください。.