9.0 ZENworksを使ったソフトウェアの管理

SUSE Linux Enterpriseを、Novell ZENworks Linux Managementが管理する環境に統合することができます。 これには、オープンソースのZENworks管理エージェント、バックエンドデーモン、およびユーザスペースソフトウェア管理ツールが含まれています。 Novell ZENworksパッケージ管理ツールは、ZENworks Linux Managementサーバを使って、パッケージやアップデートのダウンロードを行います。 ローカルネットワーク内でZENworks Linux Managementサーバを利用できる場合、Novell Customer Centerからアップデートを入手することができます。Novell Customer Centerについては、セクション 3.11.4, カスタマセンタを参照してください。

Novell ZENworks Linux管理エージェント用のバックエンドデーモンは、ZENworks管理デーモン(ZMD)です。 ZMDは、ソフトウェア管理機能を処理します。 このデーモンは、ブート時に自動的に開始されます。

このデーモンのステータスをチェックするには、rczmd status.を使用します。 デーモンを実行するには、rczmd startと入力してください。 再開始する場合は、rczmd restartと入力します。 無効にする場合は、rczmd stopと入力します。

ZMDは、その動作を制御するオプションを指定して実行することができます。 常にオプションを指定してZMDを起動する場合は、/etc/sysconfig/zmdZMD_OPTIONSを設定してから、SuSEconfigを実行します。 使用できるオプションは次のとおりです。

-n, --no-daemon

このデーモンをバックグラウンドでは実行しません。

-m, --no-modules

モジュールをロードしません。

-s, --no-services

初期サービスをロードしません。

-r, --no-remote

リモートサービスを開始しません。

ZMDの環境設定情報は、/etc/zmd/zmd.confに保管されます。 この情報は手動で変更することも、rugを使って変更することもできます。 初期スタートアップ時にzmdが使用するZENworksサービスのURL、および登録キーは、/var/lib/zmdに保管されます。 アップデートは、/var/cache/zmdにあるZMDキャッシュにダウンロードされます。

ZMDはバックエンド専用です。 ソフトウェア管理タスクは、コマンドラインツールrugまたはグラフィカルなSoftware Updaterアプレットを使って開始されます。