SUSE® Linux Enterprise Serverでは、タブレットPCをサポートします。ここでは、タブレットPCのインストールと設定の方法を学び、デジタルペンで入力できるLinux* アプリケーションの利便性を理解します。
次のタブレットPCが使用できます。
シリアルWacomデバイス、たとえばACER TM C30x series、Fujitsu Lifebook T series (T30xx/T40xx/T50xx)、Gateway C-140X/E-295C、HP Compaq TC1100/TC4200/TC4400, 2710p/2730p 、IBM/Lenovo X41t/X61t、LG LT20、Motion M1200/M1400、OQO 02、Panasonic Toughbook CF-18、Toshiba Portege/Tecra M series, Satellite R15/R20などを含むタブレットPC。
WacomUSBデバイス、たとえばASUS R1E/R1F、Gateway C-120X/E-155C、HP Pavilion tx2000/tx2100/tx2500 seriesなどを含むタブレットPC。
FinePointデバイス、たとえばGateway C210X/M280E/CX2724、HP Compaq TC1000などを含むタブレットPC。
Asus R2H、Clevo TN120R、Fujitsu Siemens Computers P-Series、LG C1、Samsung Q1/Q1-Ultraなどのタッチスクリーンデバイスを含むタブレットPC。
タブレットPCパッケージをインストールしてデジタイザを正しく設定すると、スタイラスと呼ばれるペンによる入力を、以下のアクションとアプリケーションに使用できます。
KDMまたはGDMへのログイン
KDEとGNOMEデスクトップの画面のロック解除
カーソルの画面上の移動、アプリケーションの起動、終了、サイズ変更、ウィンドウの移動、ウィンドウのフォーカス移動、オブジェクトのドラッグ&ドロップなど、その他のポインティングデバイス(マウスやタッチパッドなど)によって起動されるアクション
X Window Systemのアプリケーションのジェスチャ認識の使用
GIMPによる描画
JarnalまたはXournalなどのアプリケーションでのメモ作成またはスケッチ、またはDasherによる大量のテキストの編集
メモ: インストールに必要なキーボードまたはマウス
SUSE Linux Enterprise Serverのインストール時は、ペンを入力デバイスとして使用できません。タブレットPCに組み込みのキーボードまたはタッチパッドが装備されていない場合、システムをインストールするために外部キーボードまたはマウスをタブレットPCに接続します。