Calamarisは、ASCIIまたはHTML形式でキャッシュアクティビティレポートを生成するためのPerlスクリプトです。このスクリプトはネイティブのSquidアクセスログファイルを処理します。Calamarisのホームページはhttp://Calamaris.Cord.de/にあります。このプログラムの使用方法はきわめて簡単です。
rootとしてログインし、「cat access.log | calamaris options > reportfile」と入力します。複数のログファイルをパイプする場合は、各ログファイルを古いものから時系列順に指定する必要があります。このプログラムには、次のようなオプションがあります。
ヒント: シェルとファイルの順序
access.log.1、access.log.2 などのような類似ファイルが複数ある場合、 デフォルトのシェルbashはこれらのファイルを番号以外の順序でソートして、access.log.を一覧表示します。*. この問題を解決するには、次の構文を使用できます。access.log.{1..42}。これによって1~42の数字拡張子の付いたファイルのリストが生成されます。
使用可能な全レポートを出力
HTMLレポートとして出力
レポートヘッダにメッセージまたはロゴを挿入
各種オプションの詳細については、「mancalamaris」と入力してプログラムのマニュアルページで参照できます。
典型的な例を次に示します。
cat access.log.{10..1} access.log | calamaris -a -w \
> /usr/local/httpd/htdocs/Squid/squidreport.html
このコマンドでは、レポートがWebサーバのディレクトリに生成されます。レポートを表示するにはApacheが必要です。