/devディレクトリ内のデバイスノードを使用して、対応するカーネルデバイスにアクセスできます。udevにより、/devディレクトリは、カーネルの現在の状態を反映します。カーネルデバイスは、それぞれ1つの対応するデバイスファイルを持ちます。デバイスがシステムから取り外されると、そのデバイスノードは削除されます。
/devディレクトリのコンテンツは一時的なファイルシステム内で管理され、すべてのファイルはシステムの起動時に新規に作成されます。意図的に、手動で作成または変更されたファイルは再起動時に復元されません。対応するカーネルデバイスの状態にかかわらず、/devディレクトリ内に常駐する静的ファイルおよびディレクトリは、/lib/udev/devicesディレクトリ内に保管できます。システムの起動時、そのディレクトリのコンテンツは、/lib/udev/devices内のファイルと同じ所有者およびパーミッションの/devディレクトリ内にコピーされます。