3.1 要件

3.1.1 ハードウェア要件

SUSE® Linux Enterprise Serverオペレーティングシステムは、広い範囲のハードウェア上で動作させることができます。ただし、ここでは、計画段階で役立つガイドを提供するため、最小要件を示します。

所定のコンピュータ設定が機能することを確認したい場合は、どのコンピュータがSUSEで認定されているか把握してください。これらのコンピュータのリストは、 http://developer.novell.com/yessearch/Search.jspで検索できます。

pSeriesおよびシステムpモデル

これらのシステムはPPC64カーネルを使用して操作されます。

表 3-1 サポートされているモデル

pSeriesモデル

p615、p630、p650、p655、p670、p690

eServer p、System p5、OpenPower、ATX Serverモデル

505、510、520、550、560Q、570、570+、575、575+、590、595、710、720、185

ATXワークステーション

185

SUSE Linux Enterprise Server 9でサポートされていたPOWER3およびRS64ベースのモデルはすべてサポートされなくなりました。

標準のインストールでは、256MB以上のRAMが必要です。標準システムのインストールでは、2.0GB以上の空きハードディスク容量が必要です。

System iにおけるLinuxのハードウェアに関する最新情報については、 http://www-03.ibm.com/systems/p/linux/でモデルごとにを参照してください。

BladeCenter

BladeCenter JS12、BladeCenter JS20、BladeCenter JS21、およびBladeCenter JS22は、サポートされています。

3.1.2 ソフトウェアの必要条件

IBM pSeries、IBM eServer p、System p5、OpenPower

ファームウェアの最新情報については、 http://www-912.ibm.com/eserver/support/fixes/fixcentralを参照してください。[UNIXサーバ][Hardware microcode and firmware]を選択して、システムモデルを検索します。Hardware Management Consoleの更新をこのページから選択することもできます。

JSxx BladeCenter

http://www-304.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-63017&brandind=5000020(ソフトウェアとデバイスドライバ— IBM BladeCenter)で、BladeCenter用最新ファームウェアを見つけてください。