18.1 イメージの作成

アドオンCDを作成するには、以下の手順に従います。

  1. YaSTを起動して、[Add-On Creator]モジュールを開きます。ウィンドウが開きます。

  2. このモジュールを以前に実行したことがない場合は、[Create an Add-On from the Beginning]をクリックして起動します。アドオンがすでに作成されている場合は、作成済みのすべてのアドオンがウィンドウに一覧表示されます。[追加]をクリックして起動します。

  3. アドオンの製品名とバージョン、詳細オプションを入力します。

    • ベースになる必須の製品を選択します。

    • 必要に応じて追加のアドオンパッケージへのパスを選択します。ベース製品に含まれていない追加のRPMパッケージが必要な場合、これを選択する必要があります。

    • 必要に応じて、必要な製品パッケージのパスを選択します。

  4. 製品定義を修正し、ベンダ名を入力します。ほかのキーワードを表示するには、[Show Only Required Keywords]を無効にします。

  5. 必要に応じてパッケージの説明を変更します。新しい言語を挿入し翻訳された説明を挿入するには、[Add Language]を使用します。

  6. 必要に応じて新しいパターンを追加します。パターンを使用してRPMパッケージをグループ化できます。[新規]を使用すると、新しいパターン名を追加して次のリスト内のそれぞれの属性を変更できます。

  7. 出力設定を変更します。出力ディレクトリへのパスを入力し、必要に応じてISO名を変更します。また、詳細な機能を変更できます。

    • 製品ワークフローをカスタマイズするには、[ワークフローの設定]でファイルを入力します。

    • アドオン製品にファイルを追加するには、[オプションファイル]を使用します。アドオンに関する情報をinfo.txtファイルに挿入するには、最初の部分を使用できます。ライセンスファイルを使用して、インストール開始前に[同意します][同意しません]ボタンのあるウィンドウを表示します。READMEセクションでさらにファイルを追加できます。

      2番目の部分ではCOPYRIGHTファイルとCOPYINGファイルをさまざまな言語で保存できます。

  8. アドオン製品にGPGキーで署名します。製品にGPGキーで署名しておくと、製品の出自の証明となります。キーがない場合は、キーを作成してからそれぞれのパスフレーズを2回入力します。

  9. 概要で製品を確認し、[完了]をクリックして続行します。

  10. [ビルド]ボタンをクリックしてプロセスを開始します。[完了]をクリックしてウィンドウを閉じます。