19.2 イメージの作成

Product CreatorはKIWIを使用して製品のイメージを作成します。製品のイメージを手動で作成する場合は、セクション 17.0, KIWIを参照してください。

イメージを作成するには、次の手順に従います。

  1. Product Creatorを初めて起動する場合は、設定名を入力してISOイメージにパッケージを追加する方法を選択します。

    以前にProduct Creatorを使用したことがある場合は、[追加]を選択して新規の製品定義を作成し、設定名を入力して方法を選択します。

  2. パッケージソースを選択または選択解除します。ソースを選択するには、表からソースを選択して[選択する]をクリックします。[新規作成]でAdd-on Creatorを実行します。詳細についてはセクション 18.0, Add-on Creatorを使用したアドオン製品の作成を参照してください。別の種類のソースを追加するには、先にYaST[インストールソース]モジュールにソースを追加してから、次にProduct Creatorを再度実行します。ソースを選択したら[次へ]をクリックします。

    メモ: サポートされていないターゲットアーキテクチャ

    ターゲットアーキテクチャは変更しないでください。KIWIでは現在、異なるアーキテクチャの構築はサポートされていません。

  3. スケルトンディレクトリを作成するパスを入力します。[ISOイメージファイルの生成]または[Create Directory Tree Only]のいずれかを選択します。他のオプションを使用してメタデータを挿入します。[次へ]をクリックします。

  4. isolinux.cfgファイルが設定の一部である場合、その内容を編集します。ほとんどの場合そのまま使用できます。このファイルが設定の一部ではない場合は、[ファイルのロード]で今すぐこれを追加します。[次へ]をクリックします。

  5. ソフトウェアを選択します。すべてのパッケージの依存関係は、[適用]をクリックした後、自動的に解決されます。

  6. 必要に応じて[メディア上の製品にデジタル署名]をクリックして製品に署名します。製品設定のキーを入力します。製品にGPGキーで署名しておくと、製品の出自の証明となります。キーの設定が終了したら[次へ]をクリックします。

  7. 概要を確認します。オプションを変更するには[戻る]をクリックします。新しい製品設定を確認するには[完了]をクリックします。

これで製品定義が完了しました。Product Creatorでは次のアクションから選択できます。