12.4 ローカルユーザのデフォルト設定の変更

新しくローカルユーザを作成する場合、YaSTはさまざまなデフォルトの設定値を使用します。これにはたとえば、ユーザが属するプライマリグループとセカンダリグループ、またはユーザのホームディレクトリのアクセスパーミッションが含まれます。これらのデフォルト設定値は、必要に応じて変更することができます。

  1. YaSTの[ユーザとグループの管理]ダイアログを開き、[Defaults for New Users]タブを選択します。

  2. 新しいユーザが自動的に属するプライマリグループを変更するには、[デフォルトグループ]から別のグループを選択します。

  3. 新しいユーザのセカンダリグループを変更するには、[セカンダリグループ]でグループを追加するか変更します。グループ名はカンマで区切る必要があります。

  4. 新しいユーザのホームディレクトリのデフォルトパスとして/home/ユーザ名を使用しない場合は、[Path Prefix for Home Directory]を変更します。

  5. 新たに作成したホームディレクトリのデフォルトのパーミッションモードを変更するには、[ホームディレクトリ用のUmask]のumask値を調整します。umaskの詳細については、第19章 Access Control Lists in Linuxおよびumaskのマニュアルページを参照してください。

  6. それぞれのオプションの詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。

  7. 変更内容を反映するには、[完了]をクリックします。