ZENworks® 10 Configuration Management SP3は、サポートされた仮想インフラストラクチャに展開できるソフトウェアアプライアンスとして使用できます。ZENworks 10 Configuration Management SP3 Appliance (ZENworks Appliance)は、カスタマイズされたSLES 10 SP2 (SUSE® Linux Enterprise Server 10 SP2)上に構築され、ZENworks 10 Configuration Management SP3 Server およびZENworks 10 Configuration Management SP3 ZENworks Reporting Serverとともに事前インストールされます。
ZENworks Applianceは、 ZENworks Applianceの展開と管理に必要な機能だけを備えたSLES 10 SP2のカスタムバージョンを提供します。次の機能は、ZENworks Appliance用にカスタマイズされました。
ソフトウェア管理とSLESの更新オプションがYaST®から削除されました。
ZENworksシステム更新の機能が拡張されて、ZENworks Applianceを更新できるようになりました。
システム更新の詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementシステム管理リファレンス』の「ZENworksシステム更新の概要」を参照してください。
ZENworks Applianceを使用すると、次の利点があります。
通常のインストールプロセスを介さずに、ZENworksサーバとZENworks Reporting Serverを管理ゾーンに素早く、簡単にインストールできます。これが可能なのは、ZENworks Applianceが、カスタマイズされたSLES 10 SP2、 ZENworks Server、およびZENworks Reporting Serverとともにパッケージされた仮想イメージだからです。
ZENworks 10 Configuration ManagementとZENworks Reportingの詳細については、『ZENworks 10 Configuration Management Enterprise Edition入門ガイド』の「製品の概要」を参照してください。
仮想化され隔離された環境でZENworksを実行できます。