1.5 LDAPディレクトリ要件

ZENworks 10 Configuration Managementは、コンテンツのユーザへの割り当て、ZENworks管理者アカウントの作成、ユーザとデバイスの関連付けなどのユーザ関連のタスクについて、既存のユーザソース(ディレクトリ)を参照できます。LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)は、ユーザと相互作用するためにZENworksによって使用されるプロトコルです。

表 1-6 LDAPディレクトリの最小要件

項目

要件

LDAPバージョン

LDAP v3

OPENLDAPはサポートされていません。ただし、SUSE LinuxサーバにeDirectoryがインストールされている場合は、eDirectoryをユーザソースとして使用できます。LDAP v3を使用する場合、eDirectoryのインストール時に指定した代替ポート(デフォルトポートはOPENLDAPが使用している可能性があるため)を使用してLinuxサーバ上のeDirectoryにアクセスできます。

信頼されたユーザソース

  • Novell eDirectory™ 8.7.3 (サポートされているすべてのプラットフォーム)

  • Microsoft Active Directory (Windows 2000 SP4以上に付属)

LDAPユーザアクセス

ZENworksは、LDAPディレクトリへの読み込みアクセスのみが必要です。詳細については、『ZENworks 10 Configuration Management管理クイックスタート』の「ユーザソースへの接続」を参照してください。