3.3 サブスクリプションダウンロード詳細の設定

  1. 左のパネルで[環境設定]タブをクリックして、[環境設定]ページを表示します。

    [環境設定]ページ
  2. パッチ管理]をクリックして、3つのリンク([サブスクリプションサービス情報]、[HTTPプロキシの環境設定]、[サブスクリプションダウンロード])を表示します。

    パッチ管理設定オプション
  3. サブスクリプションダウンロード]リンクをクリックして、[サブスクリプションダウンロードオプション]ページを表示します。

    [サブスクリプションダウンロードオプション]ページ

    [サブスクリプションダウンロードオプション]ページでは、パッチ管理サーバのサブスクリプションダウンロードオプションを設定することができます。ネットワークで使用する言語を選択することで、組織に最も適したパッチのみをダウンロードできます。次にパッチレプリケーションが実行されると、言語固有のパッチのみがダウンロードされるため、パッチ管理サーバでのダウンロード時間とディスク容量が節約されます。

    メモ:1つの言語で数百ものパッチになる場合があるため、すべての言語を選択することはお勧めしません。不要な言語をダウンロードすると何千もの不要なパッチ定義がZENworksプライマリサーバデータベースにダウンロードされ、[パッチ管理]タブ内でそれらを無効にしなくてはならなくなります。

    次の表は、[サブスクリプションダウンロードオプション]ページの各オプションについて説明しています。

    項目

    説明

    言語オプションを選択してください

    ダウンロードするパッチの言語を選択できます。たとえば、[フランス語]チェックボックスをオンにした場合、フランス語のパッチのみがダウンロードされます。

    複数言語の混合

    適用可能な更新割り当ての検出タスクごとに、すべての言語を組み合わせることができます(推奨しません)。

    SSL

    パッチリスト情報の安全なダウンロードをオンまたはオフにできます。推奨する設定は[オン]です。

    Cache Patch Bundles to Satellites(パッチバンドルをサテライトにキャッシュする)

    パッチバンドルを、プライマリサーバで管理しているサーバまたはワークステーションのキャッシュに入れることができます。

    パッチバンドルをプライマリサーバにキャッシュする

    パッチバンドルをプライマリサーバのみのキャッシュに入れることができます。

    重要:大規模なネットワーク環境を有する顧客は、[Cache Patch Bundles to Satellites(パッチバンドルをサテライトにキャッシュする)]および[パッチバンドルをプライマリサーバにキャッシュする]オプションを選択して、環境内におけるパッチの配布と、毎日のDiscover Applicable Updateタスクを最適に行ってください。これらのオプションを選択しないと、高度分散WAN環境でのこれらのパッチバンドルの配布が非常に遅く、非効率的になることがあります。

    企業ネットワーク環境では、通常は複数のZENworks 10 Configuration Managementプライマリサーバをインストールします。これらのサーバの内1台のみをパッチのダウンロードに使用できますが、どのプライマリサーバにも、ゾーン内の近接するエージェントに配布するためにパッチバンドルコンテンツのキャッシュがあります。このため、エージェントがバンドルを取得しようとする際、パッチがダウンロードされたプライマリサーバ以外の、近接するプライマリサーバから直接バンドルを取得できます。

    また、顧客のネットワーク内にインストールされたサテライトは、バンドルコンテンツのキャッシュとしても機能します。エージェントがサテライトのあるリモート支社にある場合、ここでも同様にして、パッチがダウンロードされたプライマリサーバ以外の、サテライトから直接コンテンツを取得できます。

    次の表は、このページにある各ボタンのアクションについて説明しています。

    ボタン

    アクション

    OK

    [環境設定]ページに戻ることができます。

    適用

    ページに行った変更を保存することができます。

    リセット

    選択したオプションをリセットすることができます。

    キャンセル

    最後に実行したアクションをキャンセルできます。

パッチサブスクリプションを使用する際の推奨ベストプラクティスは、次のとおりです。