4.7 不正侵入者検出

不正侵入者検出機能により、管理対象デバイスがハックされる危険性が大幅に低下します。リモートオペレータが指定の回数内(デフォルトは5回)に管理対象デバイスにログインできなかった場合は、リモート管理サービスがブロックされ、ブロックを解除しない間はどのリモートセッション要求も受け入れなくなります。管理者は、手動または自動で、リモート管理サービスのブロックを解除できます。

4.7.1 リモート管理サービスの自動ブロック解除

リモート管理サービスは、リモート管理ポリシーの[[]分後に接続受諾の自動開始]オプションに指定した時間が過ぎると自動的にブロック解除されます。デフォルトの時間は10分です。デフォルトの時間は、リモート管理ポリシーのセキュリティ設定で変更できます。

4.7.2 リモート管理サービスの手動ブロック解除

管理対象デバイスまたはZENworksコントロールセンターからリモート管理サービスを手動でブロック解除できます。

リモート管理サービスをZENworksコントロールセンターからブロック解除するには、リモートオペレータが管理対象デバイスでのリモートコントロール権限とリモート実行権限を持つ必要があります。

  1. ZENworksコントロールセンターで、[デバイス]をクリックします。

  2. サーバ]または[ワークステーション]をクリックして管理対象デバイスのリストを表示します。

  3. ロック解除するデバイスを選択します。

  4. アクション]をクリックしてから[リモート管理のブロック解除]をクリックします。

  5. OK]をクリックします。

管理対象デバイスからリモート管理サービスをブロック解除するには、次の手順に従います。

  1. 管理対象デバイスの通知領域にあるZENworksアイコンをダブルクリックします。

  2. 左ペインで[リモート管理]にナビゲートし、[セキュリティ]をクリックします。

  3. 侵入者検出によって現在ブロックされている場合は、接続の受諾を許可します]をクリックします。