22.2 ユーザソースの追加

  1. ZENworksコントロールセンターで、[設定]タブをクリックします。

  2. [ユーザソース]パネルで、[新規作成] をクリックして新規ユーザソースの作成ウィザードを起動します。

  3. 説明に従って、ユーザソースへの接続を作成します。

    各ウィザードページの詳細については、[ヘルプ]ボタンをクリックするか、次の表を参照してください。

    [ウィザード]ページ

    詳細

    [接続情報]ページ

    LDAPディレクトリに接続するときに必要な情報を指定します。

    • アドレス: LDAPのディレクトリが存在するサーバのIPアドレスまたはDNSホスト名を指定します。

    • SSLの使用: デフォルトでは、このオプションは有効です。LDAPがSSL (Secure Socket Layer)プロトコルを使用していない場合は、オプションを無効にします。

    • ポート: このフィールドは、[SSLの使用]オプションが有効か無効かによって、SSLポート(636)または非SSLポート(389)にデフォルト設定されます。LDAPサーバが異なるポートでリスンしている場合は、そのポート番号を選択します。

    • ルートコンテキスト: ルートコンテキストは、ユーザコンテナの参照を開始できるポイントをディレクトリ内に構築します。ルートコンテキストを指定することによって、ディレクトリ内の参照を少なくすることができますが、これを使用するかどうかはオプションです。ルートコンテキストを指定しない場合、ディレクトリのルートコンテナがエントリポイントとなります。

    [アカウント情報]ページ

    ディレクトリにアクセスするためのユーザ名およびパスワードを指定します。

    • ユーザ名: ディレクトリに対して読み取り専用のアクセス権を持つユーザのユーザ名を指定します。ユーザには読み取り専用のアクセス権以上の権限を与えることができますが、読み取り専用のアクセス権が必要かつ推奨される権限です。

      Novell eDirectoryアクセスには、標準のLDAP表記法を使用します。例:

      cn=admin_read_only,ou=users,o=mycompany

      Microsoft Active Directoryには、標準のドメイン表記法を使用します。例:

      AdminReadOnly@mycompany.com

    • パスワード:ユーザ名]フィールドで指定したユーザのパスワードを指定します。

    [ユーザコンテナ]ページ

    ユーザソースとしてLDAPディレクトリに接続すると、ディレクトリ内にある公開するコンテナを定義できます。定義するユーザコンテナの数は、ディレクトリをどれぐらい公開したいかに応じて決まります。次に例を示します。

    AccountingコンテナおよびSalesコンテナ内のすべてのユーザにZENworksコンテンツを受信させたいとします。それに加えて、グループに基づいてコンテンツを配布するために、会計、販売、およびグループコンテナに含まれるユーザグループにアクセスしたいと仮定します。ユーザおよびグループへのアクセスを取得するには、2つのオプションがあります。

    Accounting、Sales、およびGtoupdのコンテナのみをエクスポーズしたいとします。それらのユーザおよびグループへのアクセスを取得するには、次の2つのオプションがあります。

    • MyCompany/EMEAをユーザコンテナとして追加できます。そうすることにより、サーバおよびサービスコンテナを含む、EMEAの下にあるすべてのコンテナがZENworksコントロールセンターで表示されます。EMEAコンテナにあるユーザおよびユーザグループのみ表示されますが(サーバおよびサービスは表示されません)、構造は公開されます。

    • MyCompany/EMEA/Accountingを最初のユーザコンテナ、MyCompany/EMEA/Salesを2番目のユーザコンテナ、MyCompany/EMEA/Groupsを3番目のユーザコンテナとして追加できます。これらのコンテナのみ、ZENworksコントロールセンターのMyCompanyディレクトリリファレンスの下のフォルダとして表示されます。

    ユーザがいるコンテナを追加するには、次の手順に従います。

    1. 追加]をクリックして、[ユーザコンテナの追加]ダイアログボックスを表示します。

    2. コンテキスト]フィールドで をクリックして、目的のコンテナを参照して選択します。·

    3. 表示名]フィールドで、ZENworksコントロールセンターでユーザコンテナを表示するのに使用される名前を指定します。

    4. OK]をクリックしてコンテナをリストに追加します。