B.3 関連付け

関連付けられたオブジェクトが存在しない場合は、マイグレーションを中止し、適切なマイグレーションタスクに転送してオブジェクトの作成を促します。まだマイグレーションを行っていないオブジェクトに対する関連付けをマイグレートすると、オプションが適切なマイグレーションタスクへの転送を促します。オブジェクトをマイグレートしたら、[関連付け]に戻り、[今すぐ移行]をクリックして関連付けのマイグレートを再開します。このオプションは、数個の項目のみをマイグレートし、関連付けの失敗をその場で処理したい場合に便利です。無人マイグレーションを実行する場合は、このオプションを選択しないでください。

マイグレーション先のユーザソースで、一致するエンティティを検索するコンテキストを指定します]オプションでは、グループおよびコンテナの関連付けのマイグレーション中に、一致するエンティティを検索するためのコンテキストを指定できます。 コンテキストを指定しなかった場合、マイグレーション先のユーザソース全体で検索が行われます。

たとえば、マイグレーション先のユーザソースがmigration.orgunit.org.comで、コンテキストをOU1/OU2/usersとして指定すると、ユーティリティはmigration.orgunit.org.com/OU1/OU2/users内で一致するエンティティを検索します。

コンテキストを指定しなかった場合、マイグレーション先のユーザソース全体、すなわちmigration.orgunit.org.comで検索が行われます。