C.1 マイグレーションタスク

マイグレートできるNovell® eDirectory™データにはいくつかのタイプがあります。1つまたは複数のセッションですべてのタイプをモデル化できます(モデル化情報は保存されるため)。ただし、一度にマイグレートできるのは1つのタイプだけです。[マイグレーションタスク]フィールドで選択したタイプは、[今すぐ移行]ボタンをクリックすると、マイグレートされます。

マイグレーションタスク]フィールドに表示されるオプションは、[選択]タブに何が表示されるかを決定するフィルタです。マイグレーションタスクを選択する場合は、フィールド(およびデータ)は[選択]タブの2つのパネル([ソースeDirツリー]と[宛先ゾーン])で適切に変更されます。たとえば、[ステップ 1: アプリケーション]を選択する場合は、アプリケーションに適合するパス、フィールド、およびデータのみが両方のパネルに表示されます。[ソースeDirツリー]パネルでは、eDirectoryツリー内の項目を確認できます。[宛先ゾーン]パネルでは、現在ZENworksデータベースに存在する項目を確認でき、ZENworksコントロールセンターで表示可能です。

マイグレーションタスク]オプションの数は、アプリケーションと関連付けオブジェクトがConfiguration Managementでの関連付けの再作成のためにすでに存在する必要があるアプリケーションなど、考えられる従属関係の理由から、提案されたマイグレーションシーケンスを表します。したがって、まずアプリケーションをマイグレートして、関連付けをマイグレートします。ただし、タイプのサブセットを含め、eDirectoryデータはいかなる順序でもマイグレートできます。これは、さまざまな部署のアプリケーションを別々にマイグレートするなど、増加するマイグレーションで便利です。

また、どの項目でも[宛先ゾーン]パネルから削除できます。この場合、項目はデータベースから削除されるため、ZENworksコントロールセンターでも表示できなくなります。