4.8 管理ゾーン設定のマイグレート

設定がZENworks Configuration Managementの管理ゾーン設定にマイグレートされると、DNS設定のネームサーバ以外のすべてのゾーン設定が上書きされます。従来のZENworksからマイグレートされた名前サーバは、ZENworks Configuration Managementの[名前サーバ]リストの既存のエントリに追加されます。

eDirectoryのデータを環境設定管理の管理ゾーン設定にマイグレートするには、次の手順に従います。

  1. ZENworksデータベースにある既存の管理ゾーン設定を上書きするには、をクリックして、ソースゾーンアイコン([マイグレーションツール設定]アイコン)をクリックして、[一般]オプションを選択し、[すでに存在するオブジェクトを上書き]オプションをオンにしてオプションをオンにして、[設定の保存]をクリックしてダイアログボックスを終了します。

    警告:これを選択すると、すでにマイグレート済みの設定を含め、データベース内の既存の管理ゾーン設定がすべて上書きされます。

    履歴の保存/ロードをスキップ]オプションを使用すると、大規模なマイグレーションの際にローカル履歴を保存しないことによってパフォーマンスを大幅に向上することができます。

    現在は管理ゾーン設定特有のグローバルなマイグレーションオプションはありません。

  2. マイグレーションタスク]フィールドにある[ステップ4: ゾーン設定]をクリックします。

  3. マイグレーションをモデル化するには、[ソースeDdirツリー]パネルにアクセスし、次にeDirectoryコンテキストに移動して、マイグレートする情報を探します。[ソースeDirツリー]のオブジェクトのリストを停止するには、 をクリックして、ソースゾーンアイコン のオブジェクトのリストを停止します。

    重要:Novell Application Launcher™設定またはイメージングポリシーの個別のコンポーネントが表示されるため、すべての設定またはポリシー情報をマイグレートするのではなく選択してマイグレートすることができます。

  4. 必要に応じてステップ 3を繰り返し、この時点でマイグレートするゾーン設定へのすべての情報を探してキューに入れます。

    重要:宛先ゾーン]パネル内のキューに入っている項目はすべて、[今すぐ移行]ボタンをクリックすると、マイグレートされます。

  5. 宛先ゾーン]パネルでの選択内容を確認します。

  6. マイグレーションキューから項目を削除するには、項目を選択して、をクリックして、ソースゾーンアイコンアイコンをクリックします。

    Ctrlと矢印キーまたはShiftと矢印キーを使用して、削除する複数の項目を選択できます。

    マイグレーションのキューに入っている項目は、アイコンとテキストが淡色表示されています。淡色表示の項目を選択して削除する場合は、これはキューから削除されるだけです。

    警告:暗い灰青色または黒色のテキストで色付けされている項目を選択した場合は、ZENworksデータベースから削除され、今後ZENworksコントロールセンターでは使用できなくなります。

  7. 宛先ゾーン]パネルにグレー表示されているすべての項目をマイグレートするには、[今すぐ移行]ボタンをクリックします。

    次の情報は、マイグレーションプロセス中またはその後に、マイグレーションユーティリティに適用されます。

    • フォーカスは、すぐに[移行する項目]に移動されます。ここで、マイグレーションの連続プロセスを表示できます。

    • ステップ]カラムには、マイグレート中の各項目の進行バーが表示されます。全体の進行状況バーは画面の一番下にあります。

    • マイグレーション履歴]タブには、マイグレートされるすべての項目が表示されます。このリストは、項目がマイグレートされると動的に更新されます。マイグレーションプロセス中に、[移行する項目]と[マイグレーション履歴]のタブをクリックで切り替えることができます。また、タブのパネルの任意の場所を右クリックして、[更新]を選択すると、まだ表示されていないもののマイグレートされる項目が含まれるビューを更新できます。

    • 選択]タブには、マイグレート済みオブジェクトすべてが表示され、マイグレート後には、暗い灰青色のテキストで、[ソースeDirツリー]と[宛先ゾーン]パネルに表示されます。

      暗い灰青色で表示されたままになるため、次にマイグレーションユーティリティを開いて[ソースeDirツリー]コンテキストと[宛先ゾーン]フォルダに移動した場合に、前にマイグレートした項目を確認できます。

    • マイグレーションに失敗したオブジェクトは、淡色表示のアイコンで表示されて続行されます。

      マイグレーションに失敗した項目の処理方法は、ステップ 8を参照してください。

  8. マイグレーションの完了後には、必要に応じて次の手順を実行します。

    1. 選択]パネルの両方にある暗い灰青色の項目を確認して、マイグレーションするために他の項目をキューに入れる必要があるか、前にマイグレートした項目を[宛先ゾーン]パネルから削除する必要があるかを決定します。

      また、[マイグレーション履歴]タブを使用して、この情報を検出できます。

      • マイグレートする他の項目を検出する場合は、ステップ 3からステップ 7までを繰り返します。

      • 宛先ゾーン]パネルに一覧表示された項目を削除するには、項目を選択して、 をクリックして、ソースゾーンアイコン をクリックします。

        警告:宛先ゾーン]パネルでは、以前にマイグレート済みのデータは暗い灰青色で、ZENworksコントロールセンターに作成されたか別のeDirectoryオブジェクトからマイグレートされたデータは黒色テキストで表示されます。削除オプション(をクリックして、ソースゾーンアイコン)は、どちらにも使用できます。したがって、まだConfiguration Managementからマイグレートされていない既存の項目を削除することもできます。

    2. 移行する項目]タブで、マイグレートに失敗した各項目ごとに[失敗 - ログ表示]ボタンをクリックして、アクションの最適のコースを決定します。問題を修復または項目をマイグレートするか、[移行する項目]タブから削除できます。この場合は、[宛先ゾーン]パネル内のキューからも削除されます。

      失敗した項目のみを表示するには、パネル内のどこかで右クリックして、[正常に削除]を選択して、リスト項目をフィルタします。このリストは、現在のタスクでのみ保持されます。

    3. マイグレートしない項目が失敗した場合は、[宛先ゾーン]パネルで、キューされた項目のみ(淡色表示のまま)をキューから削除できます。[移行する項目]タブのどこかで右クリックして[すべての項目を削除]を選択します。

      これによって、[移行する項目]タブのリストは空になります。また、[宛先ゾーン]パネルのリストからまだマイグレートされていないキュー済み項目のみも削除されます。

      警告:代わりに[宛先ゾーン]パネルの[すべての項目を削除]を選択する場合は、[宛先ゾーン]パネルと[マイグレーション履歴]タブの両方からリスト済み項目すべてが削除され、ZENworksデータベースからも削除され、ZENworksコントロールセンターからも削除されます。[すべての項目を削除]を使用して、キュー済み(未マイグレート)項目のみを削除するには、[移行する項目]タブから削除するのが最も安全です。

  9. マイグレーション結果に満足したら、次のいずれかに進みます。