8.3 コンテンツ

ZENworks® Configuration Managementは、配布元として指定されたZENworks Serverまたはその他のデバイスからの、バンドルおよびポリシーの配布をサポートします。デバイスが配布元かどうかは管理者が制御します。

8.3.1 配布元情報の表示

デバイスが配布元として使用される場合は、アクセスされた回数およびデバイスに保存されているコンテンツ(バンドルおよびポリシー)についての統計情報を表示できます。

  1. 通知領域にある アイコンをダブルクリックします。

  2. 左のナビゲーションペインの、[サテライト]から、[配布元]をクリックします。

    フィールド

    説明

    現在のステータス

    配布元モジュールのステータス。停止ステータスが表示されている場合、デバイスは現在、配布元として使用できません。

    ポート

    デバイスにより配布ポイント機能の実行に使用されるポート

    同期ステータス

    同期されたファイルの数と割合。

    リポジトリサイズ

    リポジトリで使用されるディスク容量。

    固有のデバイスアクセス

    デバイスのリポジトリからコンテンツにアクセスした異なるデバイスの数。この数は、前回[履歴のクリア]オプションでこの数を0にリセットしてからの一意なアクセス数の合計を表します。

    サーブされるファイル数

    他のデバイスに配信されたバンドルおよびポリシーファイルの数。この数は、前回[履歴のクリア]オプションでこの数を0にリセットしてから転送されたファイル数の合計を表します。

    サーブされるファイル数

    他のデバイスに配信されたデータの合計量。この量は、前回[履歴のクリア]オプションでこの量を0にリセットしてから転送されたファイル数の合計を表します。

    エラー数

    ファイル転送中に発生したエラーの合計数。[エクスポート履歴]オプションをクリックすると、トランザクションをカンマ区切り値(CSV)ファイルにエクスポートして、エラーを調査するのに使用できます。

    アクション

    エクスポート履歴]をクリックすると、[最近のアクセス履歴]リストの情報をCSVファイルにエクスポートできます。[履歴のクリア]をクリックすると、リストの情報をクリアし、[固有のデバイスアクセス]、[転送されたファイルの数]、[転送されたデータ量]、および[エラー数]のフィールドを0にリセットできます。

    最近のアクセス履歴

    最後にリポジトリにアクセスした10個のデバイスのリスト。リストでは、最後にアクセスされた10個のみが表示されます。ただし、履歴を消去するまでは、エントリはすべて保存されています。エントリすべてを分析するには、[エクスポート履歴]をクリックして、CSVファイルを作成します。

    コンテンツリポジトリ詳細

    リポジトリに保存されたバンドルおよびポリシーのリスト。

8.3.2 最近のアクセス履歴のエクスポート

[最近のアクセス履歴]には、最も最近リポジトリにアクセスした10個についての情報が表示されます。これには、アクセスを実行したデバイス、ダウンロードの実行数、転送されたデータ量、およびエラーが発生したかどうかについての情報が含まれます。

リストでは、最後にアクセスされた10個のみが表示されます。ただし、履歴を消去するまでは、エントリはすべて保存されています。エントリすべてを分析する場合は、履歴をカンマ区切り値(CSV)ファイルにエクスポートできます。

  1. 通知領域にある アイコンをダブルクリックします。

  2. 左のナビゲーションペインの、[サテライト]から、[コンテンツ]をクリックします。

  3. エクスポート履歴]をクリックして、CSVファイルの場所と名前を指定してから、[保存]をクリックします。

  4. 履歴ファイルを表示するには、テキストエディタで開きます。

    履歴ファイルには、配布元アクセス履歴および配布元エラー履歴という2つのセクションがあります。

    配布元アクセス履歴:最近のアクセス履歴]リスト内の各トランザクションについてのエントリがあります。各エントリは、次のような形式です。

    IP Address,DNS Name,Number of Files Transferred,Bytes Transferred,Number of Errors,Last Access (UTC)
    

    たとえば次のように行います。

    123.45.167.52,wks1.novell.com,3,544,0,3/20/2007 7:16:59 PM
    

    配布元エラー履歴: エラーを含む各トランザクションについてのエントリがあります。各エントリは、次のような形式です。

    IP Address,DNS Name,Requested URI,Status Code,Access Time (UTC)
    

    たとえば次のように行います。

    123.45.167.53,wks2.novell.com,/app.msi,404,3/22/2007 9:11:33 AM
    

8.3.3 最近のアクセス履歴の消去

[最近のアクセス履歴]を消去して、リストのエントリすべてを削除し、[固有のデバイスアクセス]、[転送されたファイルの数]、[転送されたデータ量]、および[エラー数]のフィールドを0にリセットできます。

  1. 通知領域にある アイコンをダブルクリックします。

  2. 左のナビゲーションペインの、[サテライト]から、[コンテンツ]をクリックします。

  3. 履歴のクリアをクリックしてから、[はい]をクリックして、履歴の削除を確認します。