Roamingユーザプロファイルの設定

Roamingユーザプロファイルの設定するために使用できるポリシーには次の2つがあります。

一般的に、Roamingプロファイルを設定するためにはWindowsターミナルサーバポリシーを使用することをお勧めします。両方のポリシーを使用してRoamingプロファイルを設定すると、Windowsデスクトップ初期設定ポリシーで[Override Terminal Server Profile]設定を選択しない限り、Windowsターミナルサーバポリシーの設定が使用されます。

Windowsターミナルサーバポリシーを設定する手順を次に示します。Windowsデスクトップ初期設定ポリシーを使用する場合は、『ZENworks for Desktops 4管理ガイド』の「Workstation Management」の「ポリシーパッケージの作成とポリシーのセットアップ」の「ユーザパッケージのポリシーのセットアップ」を参照してください。

Windowsターミナルサーバポリシーを作成するには、次の手順に従ってください。

  1. [Windows 2000 Terminal Server Policies]ページで、[Windows Terminal Server Policy]の左側にあるチェックボックスをオンにしてポリシーを有効にします。次に、[Properties]をクリックしてポリシーのプロパティページを表示します。

  2. [Terminal Configuration]タブをクリックし、[Login]をクリックして[Login]ページを表示します。


    Windowsターミナルサーバポリシーの[Login]ページ

  3. [Inherit Client Configuration]オプションをオンにします。

    重要:  このオプションを有効にしない場合は、ユーザによるDeFrameシンクライアントアプリケーションの起動時に、起動されたアプリケーションではなくターミナルサーバのデスクトップに対してセッションが開始されます。

  4. [Terminal Server Profile Path]フィールドに、プロファイルを設定するネットワーク上の場所を示すパスを入力します。次のことに注意してください。

  5. [OK]をクリックして変更内容を保存し、[Windows Terminal Server]プロパティページを閉じます。

  6. 次のユーザパッケージとユーザの関連付けに進みます。