Citrix Secure Gatewayを使用するようにアプリケーションを設定する

デフォルトでは、DeFrameシンクライアントアプリケーションはCitrix Secure Gatewayで使用するように設定されていません。アプリケーションを設定するには、アプリケーションがCitrix Secure Gatewayを使用できるようにし、Citrix Secure Gatewayの完全なドメイン名およびポート番号を指定し、次にサーバのプライベートアドレスではなくパブリックアドレスを使用するようにアプリケーションを設定する必要があります。

  1. ConsoleOneで、DeFrameシンクライアントアプリケーションのアプリケーションオブジェクトを右クリックし、[Properties]をクリックします。

  2. [DeFrame]>[CA Client Settings]の順にクリックします。


    アプリケーションオブジェクトの[DeFrame ICA Client Settings]ページ

  3. Citrix Secure Gatewayに関する次の設定を行います。

    [Enable Relay Mode]: このオプションは、Citrix Secure Gatewayの使用を有効にする場合にオンにします。この設定を有効にすると、ユーザがアプリケーションを起動したときに、ICAクライアントとDeFrameターミナルサーバとの接続がCitrix Secure Gatewayによってリレーされます。この設定を無効にすると、ICAクライアントはDeFrameターミナルサーバに直接接続しようとします。

    [Secure Gateway Fully Qualified Domain Name]: Citrix Secure Gatewayの完全なドメイン名(FQDN)を入力します(たとえば、csg.novell.com)。

    [Port]: Secure GatewayがSSL接続を行うためにリッスンするポート番号を入力します。SSLの標準のポート番号は443です。

  4. [DeFrame]タブ>[Application Setup]の順にクリックします。


    アプリケーションオブジェクトの[DeFrame Application Setup]ページ

    Citrix Secure Gatewayがプライベートネットワーク内に設置されていない場合(たとえば、ファイアウォールの外のパブリックネットワーク、または内部ファイアウォールの外の非武装地帯(DMZ)に設置されている場合)は、[Servers Hosting the Application]リストにある各サーバにパブリックアドレスが設定されている必要があります(前のTerminal Serverのパブリックアドレスの設定を参照)。このページで、[Private/Public IP]オプションが[Public]に設定されていることを確認します。これにより、ユーザがアプリケーションを起動したときにサーバのパブリックアドレスが使用されます。[Public]を選択しないと、サーバのプライベートアドレスが使用されます。

  5. Citrix Secure Gatewayで、アプリケーションのサーバに接続するためにサーバのパブリックアドレスを使用する必要がある場合は、[Private/Public IP]ボックスの[Public]オプションを選択します。

    重要:  パブリックアドレスおよびプライベートアドレスの両方を使用してアプリケーションにアクセスするには、異なるアプリケーションオブジェクトを作成し、一方のオブジェクトをパブリック、もう一方のオブジェクトをプライベートとして設定する必要があります。たとえば、Microsoft Word (ローカル)アプリケーションオブジェクトとMicrosoft Word (リモート)アプリケーションオブジェクトを作成できます。ユーザは、自分がいる場所に応じて、適切なアプリケーションを起動する必要があります。

  6. [OK]をクリックして設定内容を保存します。