アドオンイメージとは、対象コンピュータにインストールされた既存のWindowsに適用されるアーカイブされたファイル群です。アドオンイメージは場合によってはアプリケーションオーバーレイとも呼ばれます。アドオンイメージが更新するファイルを除き、対象コンピュータ上の既存のパーティションとファイルは、何も変更されません。
通常、アドオンイメージはアプリケーションやユーティリティ、または単純に一連のデータファイルや環境設定に対応しています。アドオンイメージの作成方法は2つあります。アドオンイメージの種類はどちらの方法を用いるかにより決まります。
この方法では、ConsoleOneでアプリケーションオブジェクトの[Imaging property]ページ([Common]タブ)を使用します。詳細については、[Property]ページの[Help]をクリックしてください。
この方法で作成されたアドオンイメージは、イメージ作成状態からコンピュータを再起動し、Application Launcher/Explorerが起動され、新しいアプリケーションオブジェクトが実行されるまでインストールが完了しません。イメージの展開は実質的にアプリケーションオブジェクト配布方法の1つとして用いることができます。
この方法では、Image Explorerを起動し、インストール済みの既存のWindowsからファイルおよびフォルダを新しいイメージアーカイブにドラッグしてから、そのアーカイブを拡張子.zmgの付いたファイルとして保存します。詳細については、Image Explorer (Imgexp.exe)を参照してください。
一般的に、この方法で作成されたアドオンイメージについては、プロセス後に対象コンピュータ上で処理する必要がありません。このアドオンイメージは、WinZipアーカイブを圧縮解凍したときに似ていて、ハードディスク上の適切な場所にコピーされる一連のファイルでしかありません。例外が1つあり、アドオンイメージには、Imaging Agentがコンピュータ上にインストールされている場合に、イメージ作成後にコンピュータを再起動したときに自動的にレジストリに適用されるレジストリ(.reg)ファイルを含ませることができます。詳細については、イメージのカスタマイズを参照してください。