Workstation Inventory用語

次の簡単な用語集では、Workstation Inventoryで使用する用語の基本的な定義について説明します。

インベントリ対象ワークステーション: Windows 98 SE、Windows NT/2000、またはWindows XPを搭載したワークステーションで、そのハードウェアおよびソフトウェアデータをスキャンし、中央リポジトリで管理します。ワークステーションのハードウェアおよびソフトウェアのインベントリ情報を完全に収集するには、ワークステーションにInventory Agent (ZENworks for Desktops Management Agent)をインストールする必要があります。

インベントリサーバ: NetWare(R)またはWindows NT/2000を搭載したZENworks for Desktops 4.xサーバで、Inventory Serviceを実行します。このサーバでは、他のZENworks for Desktops 4.x Serviceも実行できます。インベントリサーバは、関連付けられているインベントリ対象ワークステーションからインベントリデータを収集し、インベントリに保存します。

インベントリデータベース:全インベントリ対象ワークステーションのインベントリ情報のリポジトリ。

データベースサーバ: インベントリデータベースがマウントされているSybase、Oracle 8i、またはMS SQL 2000を実行するNetWare、Windows、またはUNIXを搭載したサーバ。

管理コンソール: ZENworks for Desktops 4.x Workstation InventoryのConsoleOneスナップインがインストールされ、Novell ConsoleOne(R)を実行するWindowsを搭載したワークステーションまたはサーバ。管理コンソールは、インベントリシステムを管理するためのインタフェースを提供します。

eDirectoryツリー: 部門、ユーザ、グループ、およびその他のネットワークリソースなどの複数レベルのeDirectoryオブジェクトで構成されるNovellTM eDirectoryツリー。このガイドでは、この階層構造をeDirectoryツリーと呼びます。__詳細については、Novell eDirectory Documentation Webサイトを参照してください。

インベントリツリー: インベントリ対象ワークステーションおよびインベントリサーバから企業の一元管理されているインベントリデータベースへのインベントリ情報の転送を示す論理ツリー。

スタンドアロンサーバ: インベントリデータベースが搭載され、インベントリ対象ワークステーションが接続されているインベントリサーバ。インベントリ情報のロールアップは実行されません。

リーフサーバ: インベントリツリー階層内で最下位のインベントリサーバ。1台以上のインベントリ対象ワークステーションが接続されており、インベントリデータベースを接続できます。このインベントリサーバは、接続されているインベントリ対象ワークステーションからインベントリ情報を収集し、次のレベルのインベントリサーバにその情報を転送します。

中間サーバ:階層内の下位インベントリサーバから上位インベントリサーバにデータを転送する中継インベントリサーバ。インベントリ対象ワークステーションまたはインベントリデータベースを接続できます。

ルートサーバ: インベントリツリー階層内で最上位のインベントリサーバ。このサーバには、一元管理されるインベントリデータベースが搭載されており、そのデータベースには下位インベントリサーバのインベントリ情報がすべて保存されます。ルートサーバレベルでは、企業全体の完全なインベントリ情報を参照することができます。このサーバには、インベントリ対象ワークステーションを接続できます。

インベントリサイト: 複数のインベントリ対象ワークステーションと最低1台のインベントリサーバが接続されたシンプルなネットワーク環境の単一サイト。通常、1つの地理的な場所が1つのサイトとして設定されます。企業内に複数のサイトを設定できます。