Remote Managementのパフォーマンスの向上
次の手順を実行すると、Remote Managementのパフォーマンスの向上が促進されます。
- 管理対象ワークステーションの画面解像度を640x480または600x800に設定します。
- Windows 2000の場合は、最適なパフォーマンスのために、[ポインタの影を有効にする]オプションの選択を解除します。
[ポインタの影を有効にする]の選択を解除する:
- Windowsのデスクトップから、[スタート]>[設定]>[コントロールパネル]の順にクリックし、[マウス]をダブルクリックします。
- [ポインタ]をクリックし、[ポインタの影を有効にする]チェックボックスをオフにします。
- 管理コンソールの速度は、クライアントコンピュータの処理速度により決まります。Pentium III、500MHz(以降)のシングルプロセッサクライアントを使用することをお勧めします。
- 管理対象ワークステーションの背景を無地にします。壁紙パターンは設定しません。
- ターゲットコンピュータでタスクマネージャが開いている場合は、閉じるか、最小化します。
- 管理対象ワークステーションで、スクロールテキスト(デバッグウィンドウなど)とアニメーションがアクティブになっていないことを確認します。
- 使用していないダイアログボックスが最小化されているか、閉じられていることを確認します。
- 内容をスクロールする場合は、<Page Up>と<Page Down>キーを使用します。
- 管理対象ワークステーションでの操作の実行には、可能であれば、メニューのオプションではなくツールバーのオプションを使用します。
- Remote Managementの視認性を最大にする場合は、管理コンソールの画面解像度を管理対象ワークステーションの解像度よりも高く設定します。
- 最適化ドライバが無効にされている場合は、管理対象ワークステーションのカラー設定を256ビットに設定します。
- WANでのRemote Managementのパフォーマンスを最大化する場合は、管理対象ワークステーションで次を実行します。
- 管理対象ワークステーションのカラーモードを16色に設定します。
- [Slow Link]オプションを選択します。
- WANの場合は、Remote Managementのパフォーマンスを最大化するために、\rmagent\rmcfg.iniファイルのAgentColorSettinginのデフォルトが16に設定されます。32ビットのカラー設定になっている場合は、Remote Management Agentがカラー設定を16ビットに設定し、データを半分にするため、WANでのパフォーマンスが向上します。ただし、16ビットと32ビットのカラー設定で相違点がある場合は、rmcfg.iniファイルでAgentColorSettingの値を変更することができます。
- SoftIceIfが搭載されているワークステーションにRemote Managementをインストールした場合、または逆にRemote Managementが搭載されているワークステーションにSoftIceIfをインストールした場合は、最適化ドライバが無効にされます。Remote Managementをインストールした後でSoftIceをインストールすると、SoftIceが動作しません。