ターミナルサーバ環境では、各ユーザのワークステーションまたは各ターミナルサーバ上でApplication Launcherを実行できます。必要に応じて、一部のユーザはワークステーション上で、残りのユーザはターミナルサーバ上で実行するようにすることもできます。
Application Launcherがワークステーションにインストールされている場合、ユーザは、非ターミナルサーバ環境の場合とまったく同じようにワークステーションからApplication Launcherを起動します。
ユーザは、(切断モードで実行している場合を除き) Novell eDirectoryに対して認証が可能でなければなりません。つまり、ワークステーションにNovell ClientTMがインストールされているか、ZfD Middle Tier Serverをインストールする必要があります。
Application Launcherは、使用可能な非ターミナルサーバアプリケーションと同じように使用可能なターミナルサーバアプリケーションを表示します。しかし、ユーザがターミナルサーバアプリケーションを起動した場合、ターミナルサーバクライアントセッションが開始され、アプリケーションはセッション内で開かれます。ユーザがアプリケーションを終了すると、Application Launcherはクライアントセッションを終了します。
Application Launcherがターミナルサーバにインストールされている場合、ユーザはターミナルサーバとのクライアントセッションを開始して、クライアントセッションでApplication Launcherを起動します。
ユーザは、クライアントセッション経由でNovell eDirectoryに対して認証が可能でなければなりません。つまり、ワークステーションにNovell ClientTMがインストールされているか、ZfD Middle Tier Serverをインストールする必要があります。
Application Launcherはターミナルサーバ上にNALキャッシュディレクトリを作成しないことに注意する必要があります。つまり、Application Launcherは、切断モードで実行したり、ターミナルサーバにインストールしたアプリケーションをアンインストールしたり、ランダム更新開始機能を使用したりできません。NALキャッシュとそれによって使用可能な機能の詳細については、Novell Application Launcherキャッシュの管理を参照してください。