ネットワークプロトコル情報

[Network Protocols]ウィンドウには、WinSockを使用し、管理対象ワークステーションのアクティブなネットワークプロトコルについての情報が表示されます。WinSockアーキテクチャにより、複数の転送プロトコルへの同時アクセスも可能になります。WinSockにはWOSA(Windows Open System Architecture:Windowsオープンシステムアーキテクチャ)対応アーキテクチャが組み込まれているため、アプリケーションは、TCP/IPを含む複数のプロトコルにアクセスできます。

次の表は、[Network Protocols]ウィンドウの各フィールドの説明です。

フィールド 説明

[Properties]

プロトコルの特性を示します。

[Address Family]

プロトコルに使用されているプロトコルアドレスの構造を定義します。

[Socket Type]

BSDソケットインタフェースによる各種ソケットタイプを表しています。次の値を取ります。

  • ストリーム
  • データグラム
  • ローソケット
  • 順序付きパケット
  • RDMソケット
  • 不明

[Protocol ID]

プロトコルの識別子。

[Message Size (Bytes)]

プロトコルでサポートされるメッセージの最大サイズをバイト単位で示しています。この値は、ホストで送受信できるメッセージの最大サイズです。メッセージフレーミングをサポートしないプロトコルの場合、指定したアドレスに実際に送信できるメッセージの最大サイズは、この値より小さくなることがあります。

プロトコルがストリーム指向の場合、メッセージのサイズという概念はありません。

プロトコルがメッセージ指向の場合は、メッセージに最大サイズはありません。

[Protocol Name]

TCP/IP、UDP/IP、IPXTMなどのサポートされているプロトコルの名前。