ワークステーションのハードドライブへのConsoleOneのインストール

ConsoleOneのインストールプログラムでは、ConsoleOneファイルをローカルハードドライブにインストールすることができます。その結果、パフォーマンスが多少は向上しますが、この方法ではZfDスナップインなどはインストールされません。

注:  ConsoleOneを実行するWindowsワークステーションには、Novell Clientもインストールされている必要があります。

ConsoleOneのインストールプログラムを使用してファイルをローカルにインストールする代わりに、次の方法をお勧めします。

  1. ConsoleOneおよびZfD Serverソフトウェアをサーバにインストールします。使用するコンポーネントをすべてインストールしてください。

  2. サーバのpublic\mgmt\consoleoneディレクトリから、1.2フォルダをコピーし、ローカルドライブ上の使用可能な領域に貼り付けます。

  3. ローカルにコピーした1.2\bin\consoleone.exeファイルへのショートカットをデスクトップ上に作成します。

別の方法としては、snAppShotTMを使用して、ConsoleOneスナップインのアプリケーションオブジェクト(aotファイル)を独自に作成するか、パッケージにあらかじめ収録されているConsoleOneアプリケーションオブジェクト(ZfD Serverのインストール時に作成)を使用して、ConsoleOneスナップインを他のワークステーションに配布します。

あらかじめパッケージに収録されているアプリケーションオブジェクトの環境を設定するには、ZfD Serverソフトウェアがインストールされているサーバのsys\public\zenworksからc1update.exeプログラムを実行します。このユーティリティを実行すると、サーバ上のConsoleOneへのパス(通常はsys\public\mgmt\consoleone\1.2)を使用してオブジェクトの環境を設定できます。このパスを使用して環境設定すると、ConsoleOneおよびZfDのすべてのスナップインを使用できるようになります。このユーティリティでは、ローカルにインストールしたConsoleOneのパス(通常はc:\novell\consoleone\1.2)を設定することもできます。

更新が実行されると、ワークステーションまたはユーザへの関連付けおよび配布のために、ConsoleOne更新オブジェクトが準備されます。