説明:: ZfDのAutomatic Workstation ImportまたはWorkstation Managementを使用して、ワークステーションをWorkstationオブジェクトとしてNDSまたはeDirectoryツリーに登録している場合に、デフォルトの命名プロセス(コンピュータ名+MACアドレス)を使用してWorkstationオブジェクトを作成すると、新しいイメージを受け取った後にほぼ重複するWorkstationオブジェクトが作成されていることがあります。
可能な原因:: これは、受け取ったばかりの新しいイメージに埋め込まれているコンピュータ名を使用して、ワークステーションが登録されているためです。ZfDのImaging Agentは、ワークステーションのレジストリに元のコンピュータ名(新しいワークステーションの場合はポリシーで定義された新しいコンピュータ名)を復元します。しかし、コンピュータ名はImaging Agentの実行前にWindowsによりキャッシュされます。また、Workstation ManagerエージェントはImaging Agentの実行直後に実行されます。したがって、Workstation ManagerはWindowsに照会しそのキャッシュされているコンピュータ名を取得します。この取得するコンピュータ名は、受け取ったばかりのイメージに埋め込まれているコンピュータ名です。このため、ワークステーションは、イメージの取得元のワークステーションと同じコンピュータ名を持つがMACアドレスは異なるWorkstationオブジェクトとして、NDSまたはeDirectoryに登録されます。
実行:: 現在、この問題を自動的に解決する方法はありません。ConsoleOneでWorkstationオブジェクトを手動で名前変更するか、または新しいWorkstationオブジェクトを削除して、Imaging Agentで行った変更がWindowsに認識されたときに自動的に別のWorkstationオブジェクトが作成されるようにします。なお、手動で名前変更した場合でも、問題は発生しません。