Windows 2000/XPワークステーションで<Ctrl>+<Alt>+<Del>キーの操作が機能しない

問題:  ZfD Management AgentをWindows XPワークステーションにインストールした後、<Ctrl>+<Alt>+<Del>キーでパスワード保護を実行しようとしても機能しません。

問題:  ZfD Management AgentがインストールされWindows 2000 ZfD Middle Tierサーバを通してWindows 2000 ZfDサーバにログインしているWindows 2000ワークステーションを、<Ctrl>+<Alt>+<Del>キーの組み合わせでロックしている場合、ローカルのログインアカウント情報やNovell eDirectoryのアカウント情報でそのワークステーションのロックを解除することはできません。

説明::  ZfD Management Agentをインストールすると、Microsoft GINAがNWGINA.DLLに置き換わります。この置換処理では、Windows XPコンピュータ上でのユーザの切り替え操作を迅速化するため、<Ctrl>+<Alt>+<Del>の機能が自動的に無効になります。

実行::  XPワークステーションのロックを解除するには、ワークステーションを再起動する必要があります。

実行::  Windows2000ワークステーションの場合は、レジストリに新しいDWORD値を作成して、<Ctrl>+<Alt>+<Del>の機能を手動で有効にすることができます。

  1. REGEDIT.EXEを実行します。

  2. レジストリエディタで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MICROSOFT\WINDOWS\CURRENTVERSION\POLICIES\SYSTEMを開きます。

  3. [編集]>[新規]>[DWORD 値]の順にクリックし、値の名前として「DisableCAD」と入力します。

  4. 新しいDisableCAD値をダブルクリックします。値のデータが0に設定され、[表記]に[16進]が選択されていることを確認します。

  5. [OK]>[レジストリ]>[レジストリ エディタの終了]の順にクリックします。

ワークステーションをログオフしてから再度ログインすると、<Ctrl>+<Alt>+<Del>機能が有効になります。