マイグレーションのためにアプライアンスを準備するには、次の手順に従います。
ZENworks診断センター(ZDC)を使用して、プライマリサーバのヘルスを確認します。
ZENworks診断センターをアプライアンスにダウンロードします。
ZDC (ZENworksDiagnosticCenter.zip)ファイルは、ZENworks 2017 ISOファイルのcommon\toolsフォルダにあります。このZIPファイルには、ZENworks 2017以前のバージョン用のZDCが含まれています。
例: ZENworks 11.4.3プライマリサーバの場合、バージョン11.4.3用のZDCをダウンロードします。
ZENworksDiagnosticCenter.zipファイルをアプライアンスに解凍します。
zdcコマンドを実行します。
診断センターの実行については、『ZENworksコマンドラインユーティリティリファレンス』の「Running ZDC (ZDCの実行)」を参照してください。
ZENworks 11 SP4アプライアンスの/vastorageディスクに、少なくとも20GBの空き容量があることを確認します。
novell-zenworks-prereq-0.1-1.noarch.rpmファイルをダウンロードして、ZENworks 11 SP4アプライアンスにインストールします。
RPMのインストール方法については、パッチに付属するReadmeを参照してください。
プライマリサーバの環境設定ファイルをバックアップします。プライマリサーバのコンテンツリポジトリおよびZENworksデータベースがアプライアンス上に存在する場合は、これらもバックアップします。
(オプション)アプライアンスのスナップショットを取得し、アプライアンス上に存在するプライマリサーバの環境設定ファイル、vastorageボリューム(ディスク)、プライマリサーバのコンテンツリポジトリ、およびデータベースをバックアップします。
詳細については、『ZENworks 2017 Update 2 System Backup』を参照してください。
(オプション) ZENworks 11 SP4アプライアンスを、コンテンツリポジトリ用の追加または外部のディスクで設定した場合、ZENworks 2017アプライアンス上にディスクをマウントするようにしてください。
たとえば、/dev/sdb1を/var/opt/novell/zenworksをマウントします
ZENworks 11 SP4アプライアンスの電源をオフにします。
ZENworks 11 SP4アプライアンスの仮想ディスク(vastorage)をコピーします。