6.5 Samba共有設定

Sambaを使用すると、ネットワーク上のさまざまなプラットフォーム間でファイルを共有できます。デフォルトで、Samba共有はポート139を使用します。したがって、ご使用のアプライアンスでポート139を開くことをお勧めします。

次のコンテンツrepoフォルダを使用し、Sambaでファイルを共有できます。

  • contentrepo="/var/opt/microfocus/zenworks/content-repo/"

  • images="/var/opt/microfocus/zenworks/content-repo/images/"

6.5.1 共有フォルダへのアクセス

Samba共有フォルダにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. Windowsの[スタート]とRキーを同時に押します。

  2. [実行]ウィンドウで、\\<APPLIANCE_IP>\<SHARE>と入力し、Enterキーを押します。

    • APPLIANCE_IPは、アプライアンスサーバのIPアドレスです。

    • SHAREは、アクセスする共有の名前です。共有にはコンテンツrepoまたはイメージを指定できます。

  3. 資格情報を指定します。

メモ:デフォルトで、zenadminがユーザ名で、novellがパスワードです。ただし、デフォルトの資格情報は変更可能です。パスワードの変更に関する詳細については、Sambaパスワードの変更を参照してください。

6.5.2 Sambaパスワードを変更するには、アプライアンスターミナルで次の手順を実行する

Sambaパスワードを変更するには、アプライアンスターミナルで次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを実行します。

    sudo smbpasswd -a <username>

    ここで、zenadminはユーザ名です。

  2. 新しいパスワードを指定するプロンプトが表示されます。

  3. パスワードを変更した後で、systemctl restart smb.serviceコマンドを実行して、Sambaサービスを再起動します。

6.5.3 Samba共有設定の変更

デフォルトのSamba共有設定は、「/etc/samba/」という場所にあるsmb.confファイルで使用できます。要件に基づいて、設定を変更し、systemctl restart smb.serviceコマンドを実行してSambaサービスを再起動することができます。