8.3 レポートの生成

ZENworks のZENworks Reporting Serverでは、高度なレポーティング機能が提供されています。ZENworks Reporting Serverは統合型のBusinessObjects Enterprise XI R3.1 SP3エンジンを使用して、カスタマイズされたレポートを作成します。ZENworks Reporting Serverにある事前定義済みのレポートを使用して、アセット管理、パッチ管理、ディスカバリと展開、バンドルとポリシー、ZENworksシステム、およびエンドポイントセキュリティ管理についてレポートすることができます。また、カスタムレポートの作成、レポートの編集、レポートに対する権限の割り当て、および一組のユーザに対するレポートのスケジュール設定などの作業を行うこともできます。

レポートにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. ZENworksコントロールセンターで、[レポート]タブをクリックします。

    [レポート]ページ
  2. [ZENworks Reporting Server]パネルで、[ZENworks Reporting Server InfoView]をクリックしてZENworks Reporting Server InfoViewを起動します。[ZENworks Reporting Server InfoView]ページの初期画面が[ドキュメントリスト]として表示されます。

    次の表は、ZENworks Reporting Server InfoViewで実行可能な各種のタスクについて説明しています。

    タスク

    手順

    事前定義されたレポートの生成

    1. レポートを生成するのに使用するレポートの定義が見つかるまで、事前定義されたレポートフォルダを移動します。

    2. [アクション] > [スケジュール]の順にクリックするか、レポートを右クリックしてから、[スケジュール]を選択します。

    カスタムレポートの生成

    1. [InfoView]ツールバーで、[新規]>[Webインテリジェンスドキュメント]の順にクリックします。[ユニバース]ペインが表示されます。

    2. ZENworksユニバースを表示するには、[ZENworks]をクリックします。

    3. データ]タブで、レポートを作成するユニバースオブジェクトに移動し、オブジェクトを右側のウィンドウにドラッグします。

    4. クエリの実行]をクリックします。

    5. レポートを[カスタムレポート]フォルダに保存します。

    レポートの以前のインスタンスの表示

    1. 表示したい以前のインスタンスが見つかるまで、事前定義されたレポートフォルダまたはカスタムレポートフォルダを移動します。

    2. [アクション] > [履歴]の順にクリックするか、レポートを右クリックしてから、[履歴]を選択します。

    レポートの最新のインスタンスの表示

    1. 表示したい最新のインスタンスが見つかるまで、事前定義されたレポートフォルダまたはカスタムレポートフォルダを移動します。

    2. [アクション] > [最新のインスタンスの表示]の順にクリックするか、レポートを右クリックしてから、[最新のインスタンスの表示]を選択します。

    レポートのプロパティの表示

    1. プロパティを表示したいレポートが見つかるまで、事前定義されたレポートフォルダまたはカスタムレポートフォルダを移動します。

    2. アクション] > [プロパティ]の順にクリックするか、レポートを右クリックしてから、[プロパティ]を選択します。

zmanユーティリティで、report-generate-nowコマンドを使用してレポートを管理することもできます。また、他のレポートコマンドも使用できます。詳細については、レポートコマンド(『ZENworks 11 SP2コマンドラインユーティリティリファレンス』)を参照してください。

レポート機能の詳細については、『ZENworks 11 SP2システムレポーティングリファレンス』を参照してください。