A.0 インストール実行可能引数

Novell ZENworks をインストールするには、インストールDVDのルートに収録されている実行可能ファイルsetup.exeおよびsetup.shで、次の引数を使用することができます。これらのファイルはコマンドラインから実行できます。

権限の問題が発生しないように、setup.shを指定してshコマンドを使用する必要があります。

引数

長いフォーム

説明

‑e

‑‑console

(Linuxのみ)コマンドラインインストールを強制します。

‑l

‑‑database‑location

カスタムOEM (組み込み)データベースディレクトリを指定します。

‑c

‑‑create-db

データベース管理ツールを起動します。

これは、‑o引数と同時に使用することはできません。

‑s

‑‑silent

-f引数とともに使用していない場合は、実行しているインストール中にレスポンスファイル(ファイル拡張子.properties)が作成されます。このレスポンスファイルは、編集したり、名前を変更したり、別のサーバへの無人インストールに使用したりできます。

‑f引数と一緒に使用された場合は、‑f引数と一緒に指定したレスポンスファイルを使用してサーバ上での無干渉インストールが開始されます。

‑f [ファイルへのパス]

‑‑property-file [ファイルへのパス]

-s引数と一緒に使用して、指定したレスポンスファイルを使用して無干渉(サイレント)インストールを実行します。

レスポンスファイルを指定しない、またはパスまたはファイル名が正しくない場合は、デフォルトの非サイレントGUIまたはコマンドラインインストールが代わりに使用されます。

次に例を示します。

  • Linuxサーバ上でコマンドラインインストールを実行するには、次のコマンドを使用します。

    sh unzip_location/Disk1/setup.sh -e
  • データベースディレクトリを指定するには、次のコマンドを使用します。

    unzip_location\disk1\setup.exe -l d:\databases\sybase
  • レスポンスファイルを作成するには、次のコマンドを使用します。

    unzip_location\disk1\setup.exe -s
  • 無干渉インストールを実行するには、次のコマンドを使用します。

    unzip_location\disk1\setup.exe -s -f c:\temp\myinstall_1.properties

    詳細については、無干渉インストールの実行を参照してください。