1.0 概要

ZENworks Reporting6.2.1は、サポートされている仮想インフラストラクチャに仮想アプライアンスとして展開できます。ZENworks ReportingアプライアンスはカスタマイズされたSUSE Linux Enterprise Server (SLES)上に構築されており、ZENworks Reporting6.2.1 がプリインストールされているため、オペレーティングシステムのライセンスコストを削減できます。

展開後、使いやすいWebベースのコンソールを使用してZENworks Reportingを再設定できます。同じコンソールを使用して、ZENworks Reportingアプライアンスを保守したり、コマンドの実行、サービスの開始と停止、ログの表示、ファイルのアップロードとダウンロードなどの基本的なタスクを実行したりすることもできます。さらに、基本的なサーバ設定をカスタマイズしたり、サーバパフォーマンスを監視したりすることも可能になります。

Applianceでは、rootユーザおよびzenadminユーザがサポートされています。rootユーザはApplianceおよびZENworks Reportingに対してすべての特権を持ちます。zenadminユーザはZENworks Reportingに対してのみ特権を持ちます。

rootユーザは次の特権を持ちます。

  • アプライアンス

    • Ganglia環境設定

    • Gangliaモニタリング

    • ネットワーク

    • 時刻

    • ストレージ

    • システムサービス

    • ファイアウォール

    • 管理パスワード

    • フィールドパッチ

    • オンラインアップデート

    • ZENworks Reportingアプライアンスのシャットダウンと再起動

  • ZENworks Reporting

    • ZENworks Reporting環境設定

    • 端末とファイルエクスプローラ

    • ログ

    • ZENworks Reportingのバックアップ

zenadminユーザは次の特権を持ちます。

  • アプライアンス

    • Ganglia環境設定

    • Gangliaモニタリング

    • システムサービス

    • 管理パスワード

    • フィールドパッチ

    • オンラインアップデート

    • ZENworks Reportingアプライアンスのシャットダウンと再起動

  • ZENworks Reporting

    • ZENworks Reporting環境設定

    • 端末とファイルエクスプローラ

    • ログ

    • ZENworks Reportingのバックアップ