アプリケーションをアンインストールする場合は、重要なファイルがワークステーションから削除されないように、アプリケーションオブジェクトを慎重に設定する必要があります。そのため、デフォルトではアプリケーションをアンインストールする機能は無効になっています。
アプリケーションのアンインストール機能を有効にするには
ConsoleOne(R)で、アプリケーションオブジェクトを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
[共通]タブ>[アンインストール]の順にクリックし、[アンインストール]ページを表示します。
![[アンインストール]ページ](../graphics/zfd_am_co_uninst_a.gif)
[アンインストールを有効にする]ボックスをクリックして、このオプションを有効にします。
ユーザがアプリケーションをアンインストールできるようにするには、[ユーザによる手動アンインストールを有効にする]をクリックして、このオプションを有効にします。
ユーザによるアプリケーションのアンインストール方法については、Application Launcherによるアプリケーションのアンインストールを参照してください。
その他のアンインストールオプションを適切に設定します。
[アンインストールの前にユーザに確認する]: このオプションを選択すると、ワークステーションからアプリケーションを削除する前に、ユーザに確認を求めるメッセージが表示されます。確認メッセージに対してユーザが「いいえ」と答えると、アプリケーションは削除されません。
[再起動前にユーザに確認する]: アプリケーションをアンインストールする場合に、ワークステーションの再起動が必要になる場合があります。このオプションを選択すると、ワークステーションを再起動する前にユーザに確認を求めるメッセージが表示されます。確認メッセージに対してユーザが「いいえ」と答えると、次にユーザが手動で再起動するまで、アンインストールは完了しません。
[アンインストールの前にアプリケーションを終了する]: このオプションを選択すると、Application Launcherは、アプリケーションファイルのアンインストールを開始する前にアプリケーションを終了します(アプリケーションが実行されている場合)。
[次の期間内に使用されていないアプリケーションをアンインストールする:XX日]: このオプションを選択すると、指定された日数内(デフォルトは30日)アプリケーションを実行していない場合に、そのアプリケーションを自動的に削除します。詳細については、未使用のアプリケーションのアンインストールを参照してください。
ファイル、ショートカット、INI設定、レジストリ設定をアンインストールするかどうかを決定するときに使用する属性を選択します。
[Files]: [ファイル]をクリックして、アプリケーションファイルを削除するかどうかを決めるために使用する属性を選択します。この属性は、[アプリケーションファイル]ページ([配布オプション]タブ)に一覧表示されている属性に対応しています。デフォルトでは、アプリケーションのインストール時にインストールされたファイルだけが削除され、同じファイルを必要とする別のアプリケーションによって、そのアプリケーションのインストール時よりも前にすでにインストールされているファイルは削除されないように選択されています([常にコピー]、[存在しない場合にコピー]、および[新しければコピー])。
[ショートカット]: [ショートカット]をクリックして、アプリケーションのショートカットを削除するかどうかを決めるために使用する属性を選択します。この属性は、[ショートカット/アイコン]ページ([配布オプション]タブ)に一覧表示されている属性に対応しています。
[INIファイル]: [INIファイル]をクリックして、INI設定を削除するかどうかを決めるために使用する属性を選択します。この属性は、[INI設定]ページ([配布オプション]タブ)に一覧表示されている属性に対応しています。デフォルトでは、アプリケーションのインストール時に作成された設定だけが削除され、同じ設定を必要とする別のアプリケーションによって、そのアプリケーションのインストール時よりも前にすでに作成されていた設定は削除されないように選択されています([常に作成]、[存在する場合に作成]、および[作成するか、既存のセクションに追加])。
[レジストリ]: [レジストリ]をクリックして、レジストリ設定を削除するかどうかを決めるために使用する属性を選択します。この属性は、[レジストリ設定]ページ([配布オプション]タブ)に一覧表示されている属性に対応しています。デフォルトでは、対象アプリケーションのインストール時に作成された設定だけが削除され、同じ設定を必要とする別のアプリケーションによって、対象アプリケーションのインストール時よりも前にすでに作成されていた設定は削除されないように選択されています([常に作成]、[存在する場合に作成])。
[これらのレジストリハイブからキーおよび値をアンインストールする]オプションを使用すると、ワークステーションへのアプリケーションの配布中にApplication Launcherによって追加されたレジストリ設定を削除するときに、2つの特定のレジストリハイブ(HKEY_LOCAL_MACHINEとHKEY_CURRENT_USER)を削除対象として含めるか除外するかを選択することができます。デフォルトの設定では、HKEY_CURRENT_USERハイブからは設定が削除されますが、HKEY_LOCAL_MACHINEハイブからは削除されません。
このオプションは、アンインストール中にWindowsのシステム設定が削除されないようにする場合に役立ちます。このことは、snAppShotTMを使用してアプリケーションのインストールをキャプチャした場合は特に重要です。snAppShotでアプリケーションのインストールをキャプチャする場合、インストール中に変更された設定がすべてキャプチャされます。インストール処理中にワークステーションを再起動する必要がある場合、これらの変更の対象には、アプリケーションに適用する設定だけでなく、Windowsシステムに適用する設定も含まれます。Windowsのシステム設定を削除すると、ワークステーションの起動時に問題が発生する可能性があります。これらのシステム設定は、削除してもワークステーションが正常に動作することが判明している場合にのみ削除することをお勧めします。
このオプションを使用する場合は、HKEY_LOCAL_MACHINEおよびHKEY_CURRENT_USERハイブから削除されるレジストリ設定を確認し、削除対象のアプリケーション以外に適用されるあらゆる設定を削除しておく必要があります。レジストリの設定は、[レジストリ設定]ページ([配布オプション]タブ)に表示されます。
[OK]をクリックして変更内容を保存します。