イメージングサーバの準備

Novell(R) ZENworks(R)デスクトップ管理イメージングサービス(Imaging Service)を使用するには、イメージングコンポーネントをインストールしておく必要があります。Desktop Managementの標準インストールが完了しているサーバは、イメージングサーバとして使用できます。

特定のワークステーションに基づいてイメージを展開する場合は、展開の管理を簡単にするために、自動ワークステーションインポートコンポーネントもインストールします。

Desktop Managementのインストール時に、自動ワークステーションインポートおよびイメージングコンポーネントをインストールしていない場合は、次の手順に従って必要なコンポーネントをインストールします。

  1. サーバが『Novell ZENworks 6.5 Desktop Managementインストールガイド』の「準備」に指定されている要件を満たしていることを確認します。

    サーバの特定のハードウェア要件に加え、イメージングサーバが次の要件を満たしている必要があります。

    • 固定IPアドレス: ワークステーションのイメージング操作中にイメージングサーバに接続するには、イメージングサーバの固定IPアドレスまたはDNS名を使用する必要があります。

    • ワークステーションのイメージを保存できるだけのディスク容量: ワークステーションのイメージにはデフォルトで有効になっている圧縮機能を使用してください。圧縮機能を使用しないと、ワークステーションのハードディスク上のデータとほぼ同じサイズになり、何百MBにもなることがあります。

      システムアカウントがイメージファイルを保存するフォルダに対してフルコントロールの権利を持っている場合にも、Microsoftサーバ上でイメージングコンポーネントが実行されていることを確認してください。

      イメージをイメージングサーバではなくローカル(CD、DVD、ハードディスク、またはJaz*ドライブ)に保存する場合は、接続解除時のイメージング操作でのCDまたはDVDの使用および接続解除時のイメージング操作でのハードディスクまたはJazドライブの使用を参照してください。

  2. Desktop Managementのインストールプログラム(winsetup.exe)を、サーバ(Windows 2000/2003)またはサーバ(NetWare(R))にドライブがマップされているWindowsワークステーションから実行します。
  3. インストール先のNovell eDirectoryツリーを選択するように要求されたら、サーバがあるツリーを選択します。
  4. インストールするコンポーネントを選択するように要求されたら、[自動ワークステーションインポート]と[イメージング]を選択します。
  5. インポート/削除の役割を指定するように要求されたら、[インポート]を選択します。
  6. 起動前サービス(PXE)をインストールする場合は、プロンプトが表示されたときにこのコンポーネントを選択します。
  7. インストールが完了したら、サーバを再起動します。