リモート管理ポリシーは、ポリシーパッケージに含まれるeDirectoryオブジェクトです。ポリシーパッケージは、オブジェクトタイプ別にグループ化されたポリシーが含まれているeDirectoryオブジェクトです。オブジェクトタイプには、ワークステーションオブジェクト、ワークステーショングループ、ユーザオブジェクト、ユーザグループ、コンテナオブジェクトがあります。
リモート管理ポリシーを使用すると、管理者は、さまざまなリモート管理セッションに対してセキュリティを設定することができます。管理者は、ZENworksポリシーウィザードを使用してポリシーパッケージを作成するか、オブジェクトに対して既存のリモート管理ポリシーを使用することができます。ポリシーパッケージはワークステーションポリシーパッケージとユーザポリシーパッケージに分類されます。ワークステーションポリシーパッケージとユーザポリシーパッケージはさらに、ワークステーションのオペレーティングシステムやユーザがログインしたワークステーションのオペレーティングシステムに基づき分類されます。各ポリシーパッケージには一連のデフォルトポリシーが含まれており、これらのポリシーを活用することができます。デフォルトでは、リモート管理ポリシーは、デスクトップ管理で提供されているユーザとワークステーションのポリシーパッケージすべてから使用することができます。
リモート管理ポリシーの各ページのパラメータについて、デフォルト値が用意されています。デフォルト値は必要に応じて変更できます。
デフォルト値を変更するには
Novell ConsoleOne(R)で、ワークステーションポリシーパッケージを作成します。
ポリシーパッケージの作成方法の詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Desktop Managementインストールガイド』を参照してください。
[ワークステーションポリシーパッケージ]を右クリックし、[プロパティ]をクリックして、[ポリシー]タブを選択します。
[使用可能]列の下にあるリモートコントロールポリシーのチェックボックスを選択します。
[プロパティ]ボタン>[リモート管理]の順にクリックします。
設定を変更するリモートセッションのタブをクリックし、使用するオプションを選択します。
次の表は、リモート管理ポリシーで使用できるオプションについての説明です。
管理者は、リモート管理ポリシーのどのページについても、デフォルト設定を変更できます。リモート管理エージェントアイコンの設定を変更する場合は、変更内容を反映させるために、リモート管理エージェントを再起動する必要があります。新しい設定は、それ以降のすべてのリモート管理セッションに適用されます。
注: [リモート操作]ボタンのオプションを変更する場合は、(Ctrl)+(Up)または(Ctrl)+(Down)を押します。
[Associations]タブ>[Add]の順にクリックします。
ワークステーションが登録されているコンテナを参照して選択し、[OK]をクリックします。
[Apply]>[Close]の順にクリックします。