インベントリ同期サービスは、インベントリサービスマネージャによりロードされるサービスです。インベントリ対象ワークステーションが接続されている全インベントリサーバ上で実行され、ワークステーションのインベントリ情報がeDirectoryから削除済みの場合は、接続されているインベントリデータベースからその情報を削除します。
インベントリ同期サービスのスケジュールを設定するには
ConsoleOne(R)で、指定されたインベントリサーバのインベントリサービスオブジェクト(Inventory Service_server_name)を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
[インベントリサービスオブジェクト]タブをクリックし、[インベントリサービス同期スケジュール]サブオプションを選択します。
インベントリ同期サービスのスケジュールを設定するために、設定を変更します。
[適用]、[閉じる]の順にクリックします。
インベントリ同期スケジューラ(Inventory Sync Scheduler)は、インベントリサービスの同期スケジュールを読み込み、指定時間にインベントリ同期サービスをトリガします。インベントリ同期サービスは、インベントリサービスマネージャにより起動されますが、インベントリサービスSync Schedulerにより有効になります。
インベントリ同期サービスは次の処理を実行します。
インベントリ対象ワークステーションは、インベントリサーバツリー階層の全レベルでインベントリデータベースから削除されます。
注: インベントリデータベースのバックアップを復元すると、データベースにはeDirectoryから削除したワークステーションが含まれます。インベントリサービスでは、これらのワークステーションは削除されません。ワークステーションを削除するには、インベントリ削除サービス(Inventory Removal Service)を実行する必要があります。詳細については、重複するインベントリ対象ワークステーションをインベントリデータベースから削除するを参照してください。