Remote Managementのパフォーマンスの向上
強化された圧縮機能を使用することにより、特に低速リンクでのRemote Managementのパフォーマンスが向上しています。
低速リンクまたは高速リンクにおけるRemote Managementセッション中のパフォーマンスはネットワークトラフィックの影響を受けます。応答時間を短縮するために、次の手順を1つまたは複数実行してみてください。
管理コンソールでの手順
- [コントロールパラメータ]ダイアログボックスの管理対象ワークステーションの[壁紙を非表示にする]オプションを選択します。
- 管理コンソールのカラー設定を管理対象ワークステーションよりも高いものにするか、管理コンソールと管理対象ワークステーションのカラー設定を同じにします。
- [Control Parameters]ダイアログボックスで[16 Colors]または[256 Colors]モードを選択してRemote Managementのパフォーマンスを向上させます。
- 管理コンソールの速度は、クライアントコンピュータの処理速度により決まります。Pentium* III、500MHz (以降)のシングルプロセッサクライアントを使用することをお勧めします。
管理対象ワークステーション上
- [ポインタの影を有効にする]オプションの選択を解除してから、Remote ControlセッションまたはRemote Viewセッションを開始します。
[ポインタの影を有効にする]の選択を解除するには
- 1. Windowsのデスクトップから、[スタート]>[設定]>[コントロールパネル]の順にクリックし、[マウス]をダブルクリックします。
- 2. [ポインタ]をクリックします。
- 3. [ポインタの影を有効にする]の選択を解除します。
- 4. [適用]>[OK]の順にクリックします。
- 管理対象ワークステーションの背景を無地にします。壁紙パターンは設定しません。
- ターゲットコンピュータでタスクマネージャが開いている場合は、最小化するか、閉じることをお勧めします。
- 管理対象ワークステーションで、スクロールテキスト(デバッグウィンドウなど)とアニメーションがアクティブになっていないことを確認します。
- 使用していないダイアログボックスが最小化されているか、閉じられていることを確認します。
- 管理対象ワークステーションでの操作の実行には、可能であれば、メニューのオプションではなくツールバーのオプションを使用します。
- WANでのリモート管理のパフォーマンスを最大化するには、管理対象ワークステーションの[コントロールパラメータ]ダイアログボックスで次の設定を行います。
- 管理対象ワークステーションのカラーモードを16色に設定します。
- [Slow Link]オプションを選択します。